お金と時間を節約!冷蔵庫の「スッキリ収納」を叶えるコツを整理収納アドバイザーが教えます!
2021-06-03 11:00:00
冷蔵庫を片付けるメリット
冷蔵庫の片付けを始める前に、日頃の冷蔵庫の使い方を振り返ってみましょう。
「食材を使い切れずに腐らせてしまう」「買ってきたら同じものがあった」「使いたい食材がすぐに取り出せない」など、何かしら使い方のクセがありませんか?
食材の廃棄や二重買いはお金の無駄遣い、食材が取り出しにくいのは時間の無駄遣いにもなってしまいます。
冷蔵庫がスッキリと片付いていると、常に在庫状況を把握できるので無駄な買い物をしなくて済み、必要な食材をさっと取り出せて時短に。そして冷蔵庫がキレイに整った状態は心にも余裕をもたらします。
3つの手順に沿ってすすめれば簡単!冷蔵庫の片付け方
冷蔵庫の片付けは、①中身をすべて出す→②「必要なもの」と「不要なもの」に分ける→③指定席を作って収めるという手順で進めましょう。
① まずは冷蔵庫を空っぽにする
冷蔵庫の中身を全部出すなんて大変そうと思われるかもしれませんが、「今日は野菜室、明日は冷凍室を片付ける」など、少しずつ進めても大丈夫です。
冷蔵庫を空っぽにしたついでに掃除も済ませて、気持ちもスッキリさせましょう。
② 「必要なもの」と「不要なもの」に分ける
冷蔵庫には「必要なもの」だけを収めるのが基本です。賞味期限や消費期限を過ぎていたり、期限切れではないけれど使っていないものは「不要なもの」として処分しましょう。
仕分けの際は、食材や調味料の一時保管場所としてクーラーボックスや保冷バッグなどを用意しておくと良いですね。
③ ものの指定席を作る
全部出しと仕分けが終わったら、あとは収めるのみ。どのスペースに何を置くか(=指定席の決定)、どのように収めると使いやすいか(=収納方法)を考えます。
筆者宅の冷蔵庫では次のように指定席を考えています。
◆冷蔵室
筆者の場合、作り置きおかず(1段目)、常備品(2段目)、野菜(3段目)、肉・魚(4段目)とわけて収納しています。
◆ドアポケット
ドアポケットも写真のように、たまご(1段目)、調味料(2段目)、米・飲み物(3段目)とわけて収納することで、何がどこにあるのか一目瞭然。使いたいものをサッと見つけることができます。
片付けが完了したら「使いやすい収納」を考えて
冷蔵庫の片付けが完了したら、次に意識したいのは「使いやすさ」です。使いたい時にすぐ使える状態で収納するコツを3つご紹介します。
① パック入りの食材は「ばらす」
パック入りのヨーグルトや納豆などは買ったままの状態ではなく、外側の包装を取り除き、ばらしてから収納します。こうすることで余分なスペースを取らず、スマートに収納することができます。
② 食材を「グルーピング」する
朝食セットやお茶セットなど、同じ目的の食材をひとつのグループにまとめて収納します。
カゴやトレーなどを使ってまとめておけば出し入れ簡単。サイズや形状がバラバラな食材でもスッキリ収まります。
③ 深さのある引き出しは「立てる収納」に
野菜室や冷凍室など深い引き出しの場合は立てて収納してみましょう。
フリーザーバッグやタッパーなどを活用すると上から見た時にわかりやすく、かつ取り出しやすいですよ。
いかがでしたか?
冷蔵庫の中は自分や家族以外の人がほぼ目にすることのないプライベートな空間のため、片付けの優先度が低くなりがちですが、冷蔵庫を片付けるとお金と時間の節約ができ、モヤモヤした心までスッキリするなど大きなメリットを必ず実感できるはずです。
この機会にあなたも冷蔵庫を片付けてみませんか?
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情報提供元: michill (ミチル)