アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判で、ニューヨーク州の裁判所は量刑の言い渡しを延期しました。
この裁判は、不倫相手の女性に口止め料を支払ったことを隠すために業務記録を改ざんしたとして今年5月、トランプ氏に有罪の評決が下されたものです。
今月26日に量刑の言い渡しが予定されていましたが、ニューヨーク州の裁判所は22日、トランプ氏の大統領就任による影響を審理するため、量刑の言い渡しを延期しました。
トランプ氏側は“裁判を取り下げるべきだ”と訴えていますが、検察側はこれまでに取り下げを否定し、量刑の言い渡しをトランプ氏の任期が終わる2029年まで延期するよう提案しています。
量刑言い渡しの延期を受け、トランプ氏側は「いんちきな法律による攻撃はすべて打ち砕かれた」「トランプ氏の決定的な勝利だ」などとコメントしました。
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