
■東京2025世界陸上 女子200m準決勝(18日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子200mの準決勝が行われ、日本記録保持者の井戸アビゲイル風果(24、東邦銀行)は、23秒15(-0.1)の組8着で日本勢初の決勝進出は叶わなかった。
ミックスゾーンのインタビューで井戸は「改めて海外の選手が強いっていうことも分かったんですけど、その中でも自分はしっかり走れるんだってことも分かったし、さらに力をつけないといけないってことも分かった」と、レースを振り返った。
東京の国立競技場で多くの観衆の前で走れたことに、「本当に声援が大きくてこういう中で走れるレースはもう無いのかなっていうふうに思ってるので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感激の面持ち。今後の目標を問われると、「やっぱり日本記録を更新していくことが、世界に近づいていくことだなっていうこと」と話した。
準決勝の同じ組には、3連覇を狙うS.ジャクソン(31、ジャマイカ)が、21秒99をマークし堂々の1着フィニッシュで決勝へ進んだ。井戸は、その女王からアドバイスをもらったという。「先ほどシェリカ・ジャクソン選手に『目標をしっかり決めて、それに向かって毎日やり続ければ結果はついてくるから』っていうアドバイスをもらったので、そこをしっかり続けていきたい」と、闘志を新たにした。
前日の予選では22秒98の組5着もタイムで拾われ、日本勢14年ぶりの予選突破を決めた。世界陸上、女子200mの準決勝進出は、2011年のテグ(韓国)大会の福島千里のみで、2人目の快挙だった。
井戸は8月の山梨の大会で22秒79の日本新記録を叩き出し、福島千里の記録を9年ぶりに更新。日本女子短距離界の新エースとして臨んだ今大会は、13日に行われた混合4×400mリレーにまず出場し、日本勢初のファイナルに進出に貢献。初の世界陸上で計4本走り、強豪を相手に堂々の走りをみせた。
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