衆議院の議員定数削減をめぐり、国民民主党の玉木代表は、選挙制度そのものについて議論すべきだと主張しました。

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「とにかく（削減の）議席数を決めて『こうだ』っていうよりも、あるべき選挙制度改革を先送りすることなく速やかにやっていくことが必要」

玉木代表はきょうの会見でこのように述べ、自民党と日本維新の会が衆議院の議員定数削減をめぐり合意したことについて、「削減の対象や数よりも現行の選挙制度そのものについての議論の方が重要だ」と指摘しました。

国民民主党は、選挙制度を「小選挙区比例代表制」から「中選挙区連記制」に制度変更する案のたたき台を近くまとめるとしています。

さらに玉木代表はいまの臨時国会では、議員定数の削減よりも企業・団体献金の規制の議論を先に行うべきだとの認識を示しました。

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