
不動産管理会社の社長を装い、偽の登記申請をしたなどとして、「稀代の詐欺師」と呼ばれた男ら3人が警視庁に再逮捕されました。
電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで再逮捕されたのは、東京・渋谷区の会社役員・松沢泰生容疑者(74)と新宿区の会社役員・沢田洋一容疑者(76)、目黒区の無職・斎藤ゆかり容疑者(60)です。
松沢容疑者らは2022年12月、不動産管理会社「ハナマサ」の社長を装い、偽の登記申請をしたなどの疑いがもたれています。
松沢容疑者らは登記申請をした日に「ハナマサ」が埼玉県で所有するおよそ4万平米の土地を無断で売却し、およそ10億円の売り上げのうち8億円あまりを自身の関連会社に流したほか、開催していない臨時の株主総会の議事録を法務局に提出していたということです。
警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、松沢容疑者らが土地の売買で金を得る目的で「ハナマサ」に関わった可能性もあるとみて、調べています。
3人は偽の株式譲渡契約書と株券を東京地裁に提出し、行使した疑いなどで、先月、逮捕されていて、松沢容疑者は捜査員の間で「稀代の詐欺師」と呼ばれていました。
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