青森県で震度6強を観測した地震から一夜明け、気象庁は午前6時20分、発表していた津波注意報を全て解除しました。
きのう午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、気象庁は一時、北海道から福島県の沿岸に津波警報や津波注意報を発表しましたが、きょう午前6時20分までに全て解除しました。
高市総理は先ほど、総理官邸で取材に応じ、これまでにけがをした人が30人、住宅火災1件などの報告を受けていると明らかにしました。
また、この地震を受けて気象庁は初めて、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。
北海道の根室沖から東北の三陸沖では、別の巨大地震が発生する可能性が普段よりも高まっているということで、対象エリアでは今後1週間、防災対応をとるよう求められています。
政府は、まずは地震への備えを再確認するとともに、「冷静に対応してほしい」としています。
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