
南アフリカで開かれていたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が共同声明を採択し、閉幕しました。
G20の財務相・中央銀行総裁会議は南アフリカのダーバンで18日まで2日間の日程で行われました。
会議では、参加国からアメリカのトランプ政権による関税の引き上げに対する懸念が相次ぎ、採択された共同声明では、「世界経済が紛争や貿易摩擦といった不確実性の高まりや、複雑な課題に直面している」との危機感が示されました。
そのうえで、G20として多国間協力を強化することの重要性を訴えました。
一方、声明ではアメリカの関税政策についての直接的な言及はなく、トランプ政権への配慮もにじむ内容となりました。
アメリカのベッセント財務長官は今回の会議を欠席しています。
前回のG20財務相・中央銀行総裁会議では共同声明が採択されなかったことから、加藤財務大臣は閉幕後の記者会見で「G20の結束という観点から共同声明を発出できたことは非常に有意義だ」と述べました。
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