
日中友好議員連盟の幹部が呉江浩駐日中国大使と面会したことについて、中国外務省の報道官は「中国と日本の正常な交流に向け、必要な条件を作り出すよう希望する」と注文をつけました。
自民党の小渕優子元選対委員長ら日中友好議員連盟の幹部は1日、中国の呉江浩駐日大使と面会しました。
これについて、中国外務省の林剣報道官は2日の記者会見で、「日本側が反省して過ちを正し、高市総理の誤った発言を撤回し、中国と日本の正常な交流に向け、必要な条件を作り出すよう促す」と主張、「関連団体が日本国内でより積極的な役割を果たすよう希望する」と注文をつけました。
日中友好議連のメンバーは今年4月に北京を訪問し、中国共産党序列3位の趙楽際氏と会談。年内に若手議員の訪中団を派遣する考えを伝えていました。
呉大使と面会した議員からは「関係改善には時間がかかるだろう」と厳しい見通しが示されており、事態打開の糸口が見いだせない状況となっています。
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