「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録に取り組んだメンバーらが協力への感謝を伝えるためバチカンを訪れ、ローマ教皇フランシスコと面会しました。
ローマ教皇庁によりますと、「禁教期のキリシタン研究会」のメンバーらは先月30日、教皇と面会しました。
この団体は、世界遺産への登録に向けた推薦状などで教皇庁から協力を受けていて、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は2018年に世界文化遺産に登録されました。
面会で教皇は、「偉大でありながらも隠れた歴史の貴重な証しとして、これらの遺産を保存するための皆さんの努力に大きな敬意を表します」と述べたということです。
また、2019年に長崎で語ったのと同様に、「これらの遺産が生きる記憶となり、さらなる宣教への励みになるように」との希望を語り、「これらの遺産の重要性を認識することが、多くの日本の信者の忠誠を証明するよう願っています」と話しました。
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