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マツコ絶賛の本格博多うどん「はし田たい吉」が神田駅前エリアに2号店オープン!今度はテイクアウトができるぞ

2020-02-28 18:40:51

美味しい“やわうどん”食べていますか? 出汁の旨みと麺が一体となった“ふわふわ”のうどんは癒し系。コシがあるうどんも美味しいのですが、疲れているときは、あの優しさに包まれたくなります。

柔らかい食感のうどんといえば、九州(豊前、久留米、博多)や三重(伊勢)、京都などが有名ですよね。なかでも筆者は「マツコの知らない世界」(TBS)で、年間400杯以上食すという、うどん女子の“井上こん”さんが勧めていた「はし田たい吉」(新橋・内幸町)の本格博多うどんを食べてみたいのですが…昼には自家製麺が売り切れ、夕方を待たずに閉店してしまう日もあるほどの繁盛ぶり。今だ、噂の“モチふわ”うどんにありつけていません。

ところが先日、待望の2号店が神田駅前エリアにオープンしたという情報を聞きつけ(これは絶対に行かなければならない!)と決心し、取材させていただきました。

写真)神田店店長と、「はし田たい吉」新橋店でもお馴染み、うどん居酒屋「たい吉」(福岡)の中川さん。

神田店はテイクアウトができるのです!

そもそも「はし田たい吉」は、ミシュランガイドブックにて3年連続ビブグルマンを獲得し、惜しまれつつも2018年に閉店した六本木ヒルズの「はし田本店」のセカンドブランドです。福岡県糸島産の小麦粉を使用した自家製麺と、鹿児島枕崎の上質な鰹節と長崎のあごだしをブレンドした出汁は「はし田本店」の味をそのままに、より親しみやすく本格博多うどんを楽しめます。

1月にオープンした神田店は、オフィスワーカーや女子が独りで来ても気兼ねなく寛げるカウンター席と、テーブル席が用意された店。明るい店内に席数は18とミニマムで居心地の良い雰囲気ですが、なんと、神田店では「はし田たい吉」のうどんを持ち帰ることができるのです。

テイクアウト可能なうどんは3種類。A「肉・ごぼう天・わかめ」B「かしわ天・温泉たまご・わかめ」C「とろろ・明太子・わかめ」。そして「かしわのおにぎり」の、あわせて4メニューとなります。後ほど、編集部で留守番をしているスタッフにお土産をオーダーしようと思いますが、まずはイートインでいただくメニューを頼みます。

さぁて、なにを食べようかな~

どれも美味しそうで迷うところですが、ここはグッとこらえて“九州の旨いものシリーズ”で攻めることに決定。「ざるうどん」「釜玉明太バターうどん」、テイクアウトに「かしわ天うどん」、そして店主おススメの「鶏白湯カレーうどん」に「博多ごぼう天」を付ける欲張りのラインナップをオーダーしました。

写真)卵と明太子、分葱、のりの色が鮮やか。

写真)明太子の塩分とバターがうどんにからまり旨い!

「釜玉うどん」「月見山かけ」「おろし醤油」の各うどんには出汁やつゆがついていません。好みで3種類の醤油をかけていただきますが、「釜玉明太バターうどん」は明太子のうま味と塩味が十分に効いているので、かけすぎに注意です。

写真)3種類の醤油と激辛昆布。左の出汁醤油はいくつかの銘柄をブレンドしたもの。中央と右は地元九州ならではの甘口醤油と、あごだし醤油。

写真)「鶏白湯カレーうどん」。鶏白湯がベースなのでスパイシーなのに優しい味。中川さんがインドから直接買い込んできた、こだわりスパイスが贅沢にブレンドされています。

この絶品カレー汁に、サクサクのごぼう天つけていただくのがおススメです。ごぼう天は塩をつけて食べるもよし、出汁にじっくり浸して食べるもよし、色々な味わい方で楽しんでみてください。

写真)店内POPに「ごぼう天うどん」の旨か食べ方が書いてあるばい!

ちなみに中川さんは、仕入れてきたスパイスで自家製コーラを試作中で、これがメチャ旨いッ。もしかしたら夏には、ジンジャーやシナモンなどをブレンドした「はし田たい吉」特製、ヘルシーすぎる無添加コーラを飲めるかも知れません!?

写真)「ざるうどん」は、温かいうどんメニューと同じ麺とは思えないほどのコシっぷり!

意外だったのは、茹でたての麺を冷水でしめた「ざるうどん」は驚くほどコシがあり、心地良い歯ごたえと滑らかな喉ごしが楽しめたことです。テイクアウトのうどんは、この冷水でしめたコシのある状態の麺をレンジで温めることにより、麺のなかの水分が広がり“モチふわ”食感になるそうです。

なぜ「はし田たい吉」のうどんは“モチふわ”なのか?

茹でたてはプルンとしたコシがあり、出汁に浸すと汁をすって“モチふわ”になる食感のヒミツは、使用している福岡県糸島産の小麦粉にあります。澱粉(でんぷん)の成分であるアミロースの含有量が低いために粘り気が強く、独特の“モチモチ”食感を生むのですね。さらにタンパク質量も低く、弾力性を生むグルテンの生成量が少ないのも“ふわふわ”麺に仕上がる理由のひとつ。「はし田たい吉」では、この糸島産の小麦粉と2種類の小麦粉をブレンドし、茹で加減を絶妙に調整しながら独特の食感を生み出しているそうです。

さて、お腹もいっぱいになったところでお土産を楽しみに待っている編集部スタッフに「かしわ天うどん」をテイクアウトして帰ります。神田駅から編集部までは20分ほどかかりますが、1時間くらい持ち歩いても美味しく食べられるそうですよ。「できれば、出汁と麺は別々に温めてください。さらに美味しく食べられます!」と中川さんにアドバイスをいただきお店を後にしました。

写真)テイクアウトをした「出汁」「うどん」「かしわ」「温玉・分葱※」。※(本来はわかめ)

写真)先ずは出汁をズズッ…(うまっ)五臓六腑に染み渡る旨さだよ。

写真)モチモチじゃん!

うどんを食べるというのに白いシャツの編集部 矢嶋。ちなみに「はし田たい吉」では、紙エプロンの用意があります。ハネを気にせず豪快にうどんをすすりましょう。

博多うどん はし田たい吉 神田店

休業日:土・日・祝日

所在地:東京都千代田区鍛冶町2-8-3

詳細 https://hashidataikichi.com/

 

あまから手帖
Fujisan.co.jpより

情報提供元: マガジンサミット

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