LUMIX DMC-CM10 夢の1インチ高画質デジカメと高性能SIMフリースマホが融合
2016-09-15 19:00:00
パナソニックLUMIX DMC-CM10は、1インチセンサーの高画質デジカメと、ハイエンドSIMフリースマートフォンが融合したモデルだ。 これまでカメラとスマートフォンは、いろいろな形で連携をしてきた。
・光学ズーム、明るいレンズや、高画素センサーなどを強化したスマートフォン ・Wi-Fi機能を搭載し、スマホからリモート操作まで可能なデジタルカメラ ・スマートフォンを装着してカメラ化するレンズカメラ
スマホとカメラ、それぞれの機能を組み合わせたアグレッシブな製品を生み出してきた。
しかし、いずれも、カメラ、スマートフォンそれぞれの機能には満足できなかった。
そうした問題を一気に解決したのが、LUMIX DMC-CM10だ。 1インチセンサーの高画質デジカメとハイエンドなSIMフリースマートフォン。このどちらの機能もフルに使えるモデルなのである。双方のフル機能が買えるという意味では、これまでにない特別な製品といってもいいだろう。 特に、CM10は、上位機種のCM1から通話機能を除いたことで、カメラとスマホ機能の融合が色濃くなったといえる。
CM10のカメラ機能は、1.0型 2090万画素のMOSセンサーを搭載した本格的なデジタルカメラだ。1インチセンサーといえば、カメラメーカー各社が10万円近い価格で市場に投入している高級・高画質コンデジと同じカテゴリーとなる。搭載レンズも、単焦点ながらLEICA DC ELMARIT f=10.2mm (35mm 判換算: 28mm) / F2.8と、スマホのレベルを遙かに超えている。
一方、スマートフォン機能は、4.7インチディスプレイに、OSはAndroid 5.0。 CPUはSnapdragon 801 2.3GHz(Quad Core)、RAM 2GB、ROM 16GB、通信は4G(LTE)対応のmicroSIMスロットを搭載する。 こちらも、ハイエンドクラスのSIMフリースマートフォンとよべるスペックである。
1インチセンサーと高画質レンズに加え、本格的なカメラ撮影機能を搭載するLUMIX DMC-CM10は、撮影された写真をLTE通信で即座にクラウドへとバックアップできる。 また本体保存された画像やクラウドから、SNSやブログなどへも、いつでも、どこからでも投稿ができる。 もちろん、WebやSNSの閲覧や投稿、ネット通販の利用、GPSを使った地図アプリ、メールの送受信など、膨大なAndroidアプリの活用も通常のスマホ同様に扱える。
LUMIX DMC-CM10は、デジカメとスマートフォン両方の機能が使える便利さだけはなく、持つことの満足感も得られる外観のデザイン、高級感溢れる質感、心地よい操作性も、秀逸なモデルとなっている。
LUMIX DMC-CM10の正面ビュー
LUMIX DMC-CM10は、正面からみると、LEICA DC ELMARIT(35mm換算F2.8 28mm相当)の存在感が大きく、ほぼデジカメにしか見えない。レンズ周囲には、ズームなど複数の機能が設定できるレンズダイヤルを備えている。シルバーとブラックの色調は、高級カメラの風格を感じさせる。
LUMIX DMC-CM10の上面ビュー
上面には、左からボリュームボタン、電源ボタン、カメラ切りかえスイッチ、シャッターボタンが備わっている。 ボリュームボタンは、露出補正やズームなどの複数の機能から好きな機能を割り当てることができる。 上面から見たLUMIX DMC-CM10も、スマートフォンというよりも、薄いスマートなデジカメに見える。
LUMIX DMC-CM10の側面ビュー
右側面には、カバー付きのmicroUSB端子とヘッドフォン端子を備える。 microUSB端子から、本体の充電やPCなどとの同期ができる。 充電では、カバーをいちいち開けなければならないのが、やや面倒だ。
LUMIX DMC-CM10の底面ビュー
底面には、microSDと、microSIMスロットを備える。 microSDは、microSDXCまで対応なので、128GBなどの大容量メモリーカードも利用可能だ。 通信は。4G(LTE) FDD Band1、3、4、5、7、8、20と、MVNOキャリアの格安SIMが利用できる。 サイズはmicroSIMが利用可能だ。 カードスロットの左には、ストラップホールも備わっているので、ハンドストラップなども利用できる。
LUMIX DMC-CM10の背面ビュー
背面のスマートフォンモードでは、一転して、まったくデジカメ感はなくなり、スマートフォンそのものになる。 ディスプレイは4.7インチと、最近のAndroidとしては小型だが、十分に操作できる。 Snapdragon 801 2.3GHz(Quad Core)、Android 5.0、RAMも2GBとスペックにしてはやや動作は重めな印象も若干感じられたが、SNSやネット、クラウド利用など、スマートフォンの操作パフォーマンスは十分と言える。
LUMIX DMC-CM10は、カメラモードに切り換えると、さらに一転してデジカメになるから不思議だ。 ただ、スマートフォンらしく、インカメラでの自撮りも当然できる。 このあたりは、不思議な感覚もする。
LUMIX DMC-CM10は、デジカメとしても使え、スマートフォンとしても使える。 2つのスーパーガジェットをそのままで使える満足度は、まさに夢のようだ。
主な仕様
リアカメラ:センサー:1.0型 2090万画素 高感度MOSセンサー インカメラ:カメラ有効画素数 107万画素 レンズ:5群6枚 (非球面6面3枚) LEICA DC ELMARIT f=10.2mm (35mm 判換算: 28mm) / F2.8 モニター:4.7型 フルHD(約622万ドット) TFTモニター 静電容量方式タッチパネル フォーカス 通常 / マニュアルフォーカス AFS(シングル) AF測距:1点 / 23点 / 顔認識 / 追尾AF AFロック、MF枠移動、MFアシスト 合焦範囲 10cm ~ ∞ シャッター:電子シャッター連動メカニカルシャッター シャッター速度:60-1/2000秒(メカシャッター)、 1-1/16000秒(電子シャッター) 絞り: F2.8-11 ズーム:最大4倍(iAズーム、EX光学ズーム、デジタルズーム) ISO感度:オート / i.ISO / 125-12800 / 拡張ISO100 / 25600 撮影モード:インテリジェントオート / P / A / S / M / カスタム1、2 / パノラマ(フィルター効果)/ シーンガイド22種類 / クリエイティブコントロール18種類 記録画素数:[3:2] 5472x3648(20M)(L) / 3888x2592(10M)(M) / 2736x1824(5M)(S) / 1920x1280(2.5M)(XS) 画質モード:RAW / RAW+ファイン / ファイン / スタンダード 連写撮影:超高速(SH): 約50コマ/秒 高速(H): 約10コマ/秒、 中速(M):約5コマ/秒、 低速(L):約2コマ/秒 動画撮影:【MP4】4K/15p:3840×2160 FHD/30p:1920×1080 HD/30p:1280×720 VGA/30p:640×480 1:1/30p:640×640 通信方式:4G(LTE) FDD Band1、3、4、5、7、8、20 カテゴリー:4 3G(WCDMA) FDD Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅷ HSDPA カテゴリー:24 HSUPA カテゴリー:6 2G(GSM) 850、900、1800、1900 GPRS/EGPRS:Class10 SIMカード:microSIM 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz Bluetooth機能:Bluetooth 標準規格 Ver4.0に準拠 NFC:○ GPS:○ OS:Android 5.0 Lollipop プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 801 2.3GHz(Quad Core) メモリ ROM 16GB RAM 2GB 電源:リチウムイオンバッテリーパック(本体内蔵 3.8V/2600mAh(9.9Wh)) 寸法:約135.4 x 68.0 x 21.1mm(ボディ部約15.2mm) 質量:約204g(メモリーカード、SIMカード含む)、約203g(本体) 記録メディア:microSDXCメモリーカード microSDHCメモリーカード microSDメモリーカード
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情報提供元: クチコミ.jp