アウトドア必携!超絶タフ&スポーツも快適な最強デジカメ「リコーWG-5 GPS」
2016-09-16 16:45:00
山へ、川へ、GPS機能付きのアウトドア向けのデジタルカメラ 「リコーWG-5 GPS」のレビュー2回目は、アウトドアに便利な機能を紹介していく。
今や写真撮影と言えば、その手軽さとSNSとの連携からスマートフォンを使うことが当たり前となりつつある。以前はコンパクトデジカメがその役割を担っていたのだが、今やスマートフォンがその役割を取ってかわっている。
しかしながら、スマートフォンのカメラでは、以前としてデジカメの牙城を崩せない分野もある。それは、水中撮影などを含むアウトドアや、工事現場などのハードな環境での利用、そして高倍率ズームレンズによる望遠撮影だ。
これらのジャンルは、使用目的が明らかで「とりあえずデジカメを」というライト層向けではない。ほかのカメラでは代替ができない機能と実用性が必要で選んでいるからだ。
WG-5 GPSは、特にその要素が濃い。 カメラとしての基本性能以外に、過酷な場所での利用、水中での操作、グローブをした状態での操作など、スマートフォンでは得られない機能と実用性が高められている。
実際に使っていて便利だと思ったのが、不意の落下で泥地などに落として汚れてしまっても、水洗いで綺麗にできることだ。海で使用した後も真水で表面を洗っておけるのもいい。
また、細かい点だが前面のデジタル時計表示も便利だ。暗くて液晶表示が見えない場合でも、電源オフ状態でシャッターボタンを押すことでバックライトを光らせることができる。カメラの機能とは独立した時計機能というわけだ。
写真に位置情報が埋め込みできる!トレッキングツールにも最適
GPS機能は、写真に位置情報を埋め込めるほかに、最小15秒からのGPSロガーとしても利用できる。また、背面モニターに電子コンパスを表示することも可能で、トレッキングのツールなどスポーツでも利用できる。この機能もカメラ機能とは独立しており、電源オフ時に呼び出せるアウトドアで実用性の高いツールとなっている。
GPSデータやログデータは汎用性があり、対応するアプリケーションソフトなら地図上に写真の表示が可能だ。これによって写真の管理も日付だけではなく、撮影した場所で管理して思い出を振り返ることもできる。
搭載するレンズは35mm判換算約25-100mm F2.0-4.9で、広角撮影から被写体を大きく写せる4倍ズームレンズの撮影まで対応する。また、最短1cmまで寄れるマクロ撮影機能もあるので、これ1台で風景撮影からクローズアップ撮影まで様々な用途に対応可能だ。 特にマクロ撮影では、被写体の細かい部分まで描写できるため、資料用に撮影するのも良いだろう。
顕微鏡機能で、スマホ画面の画素までクリアに!
さらに、顕微鏡機能では肉眼では見えない細かい部分まで手軽に撮影することができる。 通常のカメラでは、レンズギリギリの位置での撮影となると影ができてしまうところだが、レンズの周りのLEDがマクロ撮影用ライト代わりとなる。
試しに、スマートフォンの画面を撮影してみたところ、ドット密度が細かく肉眼では見ることのできない最近のディスプレイでも、驚くべきことに画素1つひとつを確認できた。 この機能は仕事にも遊びにも使えそうなので、なかなか興味深い。
WG-5 GPSは、季節を問わず、アウトドアで使えるカメラとして、そしてGPSによるアシストやロガー機能を必要とするユーザーにオススメの1台だ。
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情報提供元: クチコミ.jp