スマートフォンの発熱対策!アプリもお金も不要で手軽にできるスマホの熱対策
2016-09-26 10:00:00
先日、夏場のスマホの発熱問題とその対策方法について紹介しました。注意してほしいのは、夏場の発熱対策であるということ。気温が30度を超えているような条件の下でスマホを使っていたら、発熱してしまったというケースでスマホをクールダウンしてくれるアプリは有効です。
過去に、普通に使っている状態で発熱が起きてしまい、触れなくなってしまうという製品が存在していたことがありました。こうした製品には、あまり効果はない点に注意してください。
現在のスマホであれば、夏場のみに発熱に注意していれば、そのほかの季節では、システムに異常を来してしまうような高温の発熱が起きない製品がほとんどです。
CPUやGPUに高い負荷を与えるような使い方をあまりしておらず、たまに発熱が気になる程度でスマホを使っているという人も多いでしょう。ほとんどメールとメッセンジャー系の利用なので、それほど発熱に対して神経質にはなっていないという人、もしくは年に一度、夏場のレジャーで気温の高い場所に出向くことがある程度の人であれば、専用のクールダウンアプリをインストールするまでもないといえます。
スマホの発熱は設定でも押さえることができる
季節に関係なくスマホ内の発熱によって高温になってしまうケースには以下のようなものがあります。
1)プロセッサーに負荷のかかる処理を長時間し続ける 2)グラフィックスに負荷の高いゲームを遊び続ける 3)高解像度の動画を長時間再生し続ける 4)バッテリーへの充電
こうしたことを総合的に考えると、CPUやGPUの負荷、そして充電(電気)というキーワードが出てきます。スマホの発熱を避けるには、以下の2点が重要であるといえます。
「CPUやGPUになるべく負荷をかけない」 「電気を消費するような処理は避ける」
発熱を押さえてスマホを守るおススメ設定「省電力モード」
上記の2点を見て「これってあれと似ているな」と思い浮かんだ人は正解。そうです。省電力モードにすれば、スマホの発熱を押さえることができますね。
スマホの省電力モードは、バッテリー残量が少なくなってきた時点で切り替える人が多いと思いますが、夏場でスマホが高温になるような危険性が高い場所に行くと想定されるケースでは「省電力モード」に設定することをおススメします。
ちなみにスマホが高温になることで発生するトラブルとしては ・スマホがフリーズして無反応になる ・アプリが突然終了してしまう ・アプリが起動しない ・突然、再起動を繰り返す ・バッテリーが急激に減ってしまう ・カメラが高温だと起動しない(メッセージが出る)
特にカメラ機能に関してですが、スマホが高温になっている状態では、撮影した画像にノイズが増えるのと、もともとイメージセンサー(CDやCMOS)は熱に弱いので、スマホが一定の温度以上になるとカメラ機能は起動しなくなるようになっています。炎天下の現場においてスマホで撮影しようとしたら、カメラが起動しなかったなんてトラブルは避けたいものです。
細かい調整をせずに省電力モードで熱対策
スマホの省電力モードでは、液晶画面の輝度を低くし、CPUやGPUが最高出力で動くことを抑制します。CPUやGPUがフルパワーにならないため、発熱が押さえられることになります。
もちろん処理性能といった点では、フルパワー動作時よりも劣ることになりますが、発熱が押さえられることで、発熱が原因で起きる、様々なトラブルを避けることができます。
さらに手動設定で液晶の輝度を細かく設定したり、起動中のサービスやアプリを自分で細かく切ったりすることもできますが、省電力モードは、ワンタッチで簡単に設定できるのでおススメです。
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情報提供元: クチコミ.jp