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そのスペース無駄にしてない?賃貸暮らしの整理収納アドバイザーが教える「押し入れ活用術」

2021-11-11 11:00:00

押し入れの特徴

押し入れは本来布団をしまうことを想定して造られているため、容量が大きく奥行きも深いのが特徴です。

そのため、布団以外のモノのしまい方が分かりにくく、悩まれる方が多い場所でもあります。

押し入れのクローゼット化

わが家にある備え付けの収納は押し入れのみです。家具を置いてしまうとどうしても部屋が狭くなってしまうため、耐荷重のあるジャッキ式突っ張り棒で押し入れをクローゼット化しています。

服を掛けて収納できるようになるだけでなく、バラしてしまえば引っ越しの際もかさ張らないので、転勤族のわが家にはぴったりでした。

他にもクローゼットのようにして使いたい場合は、ハンガーラックを入れて使うのもおすすめです。

奥行を有効活用する

押し入れをクローゼット化する場合は、深い奥行を手前と奥で分けると、更に有効活用することができます。

例えば写真のように奥のモノが手前より少し高くなるように設置すると、ハンガーの肩部分が重ならず、前から後ろの服が見えるようにもなります。

オンシーズンとオフシーズンを前後で入れ替えるだけなので、衣替えもあっという間に終わります。

カバンも押し入れに収納

わが家ではカバンの収納にも耐荷重のあるジャッキ式突っ張り棒を活用しています。

押し入れの空間を縦に突っ張り、使用頻度の高いモノが手前になるように収めています。

一緒に使うS字フックは出し入れの際に動くとストレスになるので、横ブレしにくいものを選び、更に互い違いに掛けることでカバンが重なることも防ぐことができます。

耐荷重があるからといって際限なく掛けてしまっては見た目も選びやすさも悪くなってしまうので、1つのフックに掛けるのは2つまで!というような自分なりのルールを設けることも大切です。

最近では1人でも簡単に取り付けられるものや、ネジや釘を使用しなくても50キロまで耐えられるものがホームセンターやディスカウントストアなどでも手に入るので、柱や壁を傷つけたくない方や、賃貸暮らしの方も手軽に取り入れることができると思います。

押し入れのサイズや収納するモノに合わせた耐荷重のモノを選んでみて下さい。

湿気対策を忘れずに!

せっかく押し入れを有効活用できたとしても、モノを詰め込みすぎて風通しが悪くなってしまっては、カビなどが生えてモノを傷めてしまう原因に。

収納は8割程度を心がけ、下に溜まると言われる湿気対策をします。

以前は使い捨てタイプの除湿剤を使っていましたが、湿気の多いわが家では2~3か月に1度買い替える手間やゴミの問題があったため、現在は半永久的に使える除湿剤(炭八)を使っています。

床に置くタイプは足元がごちゃごちゃして掃除の邪魔になる…と思われる方は、以前わが家でも使用していたハンガータイプの除湿剤を利用するのもおすすめです。

いかがでしたでしょうか。人によって持ち物も間取りも使い方もさまざまなので、収納に正解はありません。大切なのは自分や家族に合った方法です。

わが家の押し入れを一例として、無理なく続けられる方法を見つけて実践してみて下さい。片づけ悩みを解決するヒントになれば嬉しいです。

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情報提供元: michill (ミチル)

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