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シリアル市場にカルビーが放つ「オーツ麦」新戦略。オートミールの新ジャンル“ベイクドオーツ”とは?

2022-04-18 07:05:37

昨年「フルグラ®」誕生30周年を迎えたカルビー株式会社(以下、カルビー)が、独自のベイクド製法を用いてオートミールを焼き上げた新しいシリアル『ベイクドオーツ フルーツ』と『ベイクドオーツ ナッツ&シード』の全国発売を開始しました。

写真左上)焼き上げたオートミールに、スライスアーモンド・クラッシュアーモンド・パンプキンシードをトッピングした『ベイクドオーツ ナッツ&シード』。写真左下)ラズベリー・レーズン・リンゴ・マンゴーをトッピングした『ベイクドオーツ フルーツ』。

“ベイクドオーツ”は使用穀物にオーツ麦のみ使い、香ばしく焼き上げた新ジャンルのオートミール。一般的なオートミールのように熱湯を注いでふやかすなどの調理の必要がなく、そのまま牛乳やヨーグルトをかけて楽しめます。「フルグラ®」の主原料も同じオーツ麦で、“ベイクドオーツ”でも同様に、手軽にオーツ麦のおいしさがそのまま味わえるのが特徴です。

糖質量は1 食40g 当たり21.1g~24.1gであり、食物繊維や鉄分などをたっぷりとることができるとあって健康的なロカボライフ※のお供にぴったり。一般社団法人「食・楽・健康協会」よりロカボ商品として認定されており、極端な糖質制限を避けカラダの栄養バランスを整えたい人におススメです。(※1 食20g 以上40g 以下で1 日3 食と、嗜好品で1 日10g の糖質を摂取することを推奨)

写真)サクサクと香ばしく、そのままスナックやナッツをつまむ感覚でも食べられる。

そもそもオーツ麦って?

オーツ麦は、小麦、稲、トウモロコシ、大麦などに並び、世界中で食されている穀物。カナダやヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど寒冷地を中心に幅広い地域で栽培されており、最近ではオートミールの他にクッキーに混ぜたり、オーツミルクとして飲まれたりと広がりを見せています。日本では、複数の穀物とシロップを混ぜて焼き上げ、ナッツやフルーツを加えた「グラノーラ」として食卓にのぼることが多く、オーツ麦素材そのままのオートミールに対して、牛乳やヨーグルトをかけて簡単に美味しくオーツ麦を摂ることができます。

全粒穀物であるオーツ麦は、お米に置き換えると玄米を食べているのと同じであり、白米よりも低糖質で高たんぱく質。また、鉄分、食物繊維などが多く含まれ、一度に複数の栄養素が取れる食材です。

現在、日本では60%が飼料用、40%※が食用として輸入されていますが、昨今の健康志向の影響などからオートミール人気が高まってきており、2020年は2018年にくらべて食用消費が47%増という状況です。しかし、日本においてはグラノーラの原料がオーツ麦であることなどもふくめ認知度は低く、カルビーでは市場拡大に向け、より食べやすく調理の必要がないベイクドオーツの開発に至ったそうです。(※財務省貿易統計より)

写真)カルビー株式会社 マーケティング本部 オーツ麦チーム ブランドマネージャー網干弓子氏

カルビーでは、コロナ禍において外食を控え3食自炊する手間から、単品食べで済ませるなど偏りがちな栄養素の補給や間食に、体内にとりだめできない水溶性食物繊維やβグルカンなどを毎日簡単に摂れる “ベイクドオーツ”を活用してほしいとしています。また、シリアルでありながらシロップによる甘さがないため、レシピの汎用性の高さが期待できるのも特徴。編集部としては、牛乳やヨーグルトと一緒に食べる以外にも、サラダや肉、魚にかけるなどして食感を楽しむのもおススメです。

『ベイクドオーツ ナッツ&シード』と『ベイクドオーツ フルーツ』は、2022年4月18日より全国で発売開始です。

日経ヘルス
Fujisan.co.jpより

情報提供元: マガジンサミット

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