詰め込みすぎはNG!整理収納のプロが教える「使いやすい下駄箱収納」3つのコツ
2022-08-09 11:00:00
①数を絞る
収納場所と言えば、モノを収める事ばかり考えがちです。しかし、たくさん収めすぎると、入っているモノの把握が大変になるばかりでなく、取り出すのも戻すのも、面倒に感じるようになります。
そうすると、玄関の三和土は、靴だらけになってしまうかもしれません。
たくさんの靴を持っていても、履かないまま傷んでしまう事を考えたら、「履きたい」と思う靴だけを残して、手放してみませんか?
履きたい靴だけが収まった空間は、気分が上がる場所に変わるはずですよ。
②高さを考える
収納では意外と忘れがちな、「高さ」。せっかくの空間なので、使いやすくするためにも「高さ」を意識しましょう。
使う人や高さ、季節に合わせて、さまざまな種類分けが出来ます。
背の低い子供の場合は、自分で出し入れしやすいように低い場所に収納する、といったように、身長に合わせた置き場所を決めましょう。
また、ブーツや長靴などはあまり使わないからと、高い場所に収納してしまうと、取り出しにくくなりますから、一番下の場所を確保することをお勧めします。
そして、季節のビーチサンダルやマリンシューズなどは上部の高い位置に置き場所を決めると、使いやすい高さの棚を、いつも使う靴の置き場所に決めることが出来て、便利です。
③さっと、ぱっと使える工夫をする
棚の高さや配置によって、靴の取り出しが面倒になることがあります。毎日のちょっとした苦痛は、モノを使う時の妨げになりますから、注意してみてください。
目線から下の靴は、かかとが上がっている方が、取り出しやすいですし、目線から上の靴は、かかとが下がっている方が、楽に取り出すことが出来ます。
収納できる数を増やすためのグッズを使う事ばかりに気を取られがちですが、数を絞って、余裕を持って収納をし、さっとぱっと取り出せるような工夫をすると、使いやすい靴箱に変えることが出来ます。
ちなみに我が家では、100均のフォトスタンドを使って、かかとを下げる収納をしています。
小さめな折り畳み傘も整った状態で収納するために、ボックスではなく、冷蔵庫用のグッズを使って収納しているので、見てすぐ分かり、さっと取り出せます。
数を絞って余裕ある収納場所に!
収納場所は、余裕を感じるようにしておくことが、使いやすさのポイントになります。「詰め込む」ことをせず、使いやすさを目標に、収納法や収納する数を決めていきましょう。
たくさん持っていることで便利に感じる事も、実は、収納方法を考えたり、収納する場所に悩んだりと、面倒なことを増やしているかもしれません。
よく使うモノをメインに、出来るだけモノの数を厳選して、上手に収納場所を使いましょう。その結果、いつ開けられても、恥ずかしくない空間になるはずです。
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情報提供元: michill (ミチル)