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ニコンD3400なら初心者でも撮れる!やさしいデジタル一眼レフである理由とは

2017-03-16 10:00:00

ニコン「D3400」は、有効画素数2416万画素の高画質が売りの、初心者向けのデジタル一眼レフカメラだ。 加えて、iPhoneやAndroidスマートフォンとの連携機能を備えている点が、大きな魅力となっている。

スマートフォンに専用アプリ「SnapBridge」を入れておけば、「D3400」で撮影した写真を、自分のスマートフォンに自動転送できる。あとは、スマートフォンからLINEやFacebookなどのSNSに、「D3400」で撮影した高精細な写真を投稿できるだ。

とはいえ、実際の画質や使い勝手が気になるところだろう。

そこで今回は、「D3400」を使って写真撮影を行い、実際にLINEやFacebookに撮影した写真を投稿してみた。

iPhoneと接続しよう

「D3400」は、スマートフォンとの連携機能が使えることが大きな特徴だ。 iPhone、またはAndroidスマートフォンであれば、専用アプリ「SnapBridge」を使用し、本機で撮影した写真をスマートフォンへ転送できる。

転送方法は、簡単だ。 ニコン D3400側では、 ・「オートモード」で「MENU」を押す ・「スマートフォンとの接続」を選択 ・そのまま「OK」を押すと、アプリ名とカメラ名が表示される

iPhone側では ・SnapBridgeを起動 ・カメラに表示された「カメラ名」を選択

以上で、「D3400」とiPhoneとの接続が完了する。

接続設定は最初の1回だけでよく、2回目以降は自動的に繋がるようになる。

「D3400」と繋がらないときには、どうする? ~ワンポイント~

ネット上では、「D3400」に限らず、スマートフォン連携のアプリで、スマートフォンと繋がらないという口コミを目にすることがある。

実は、一度、Bluetooth接続の設定で失敗すると、スマートフォンに繋がらなくなる状況が発生することがあるようなのだ。 こうしたケースは、状況により症状も解決策も異なる。 筆者の場合は、専用アプリ「SnapBridge」を一旦、削除して再インストール後、iPhoneとの接続を試みても、解決はできなかったが、一度、Bluetoothの登録を削除して再登録することで解決できた。

おそらく、接続に失敗したBluetoothの古い設定が残っていると、新たに登録しようしても正しく設定できなかったものと思われる。 再接続までの手順は、下記のとおり。

・ホーム画面から「設定」-「Bluetooth」を選択 ・自分のデバイス(カメラ名)をタップ ・「このデバイスの登録を削除」を選択

以上の方法で、必ず解決できるとは言えないが、トラブル時の参考になれば幸いだ。

カバンの中のiPhoneに写真を転送できる

実際にiPhoneとの連携機能を体験してみたところ、iPhoneがカバンの中に入っていても、「D3400」で写真を撮るたびに、撮った写真が自動的にiPhoneに転送された。

喫茶店や公園のベンチなど、一息つける場所で、スマートフォンからLINEやFacebookなどのSNSにアップロードしたり、メールで家族に送ったりすることができた。スマートフォンのカメラ以上に、綺麗な写真が投稿できたことに感動した。

専用アプリ「SnapBridge」では、自動転送するファイルサイズを2Mサイズに設定できる。 こうしておくと、オリジナルサイズに比べてiPhoneの内蔵メモリーを消費しない。また、ニコンが提供するNIKON IMAGE SPACEに、無制限でiPhoneから自動アップロードができる。

ニコンでは、SnapBridgeから2M(200万画素)相当画像のアップロードに関しては、枚数・容量ともに無制限で行えるという、何とも太っ腹なサービスを提供しているからだ。

ユーザーは、データ容量を気にせずにどんどん撮影し、家族や友達とまるごとシェアして楽しめるわけだ。ただし、利用には、Nikon IDの登録が必要となる点には注意したい。

初心者にやさしいガイドモード

「D3400」は、ダイヤルをオートモードにしておけば、たいがいの被写体はうまく撮影できる。 しかし、実際に撮れた写真が、自分がイメージしていた写真と異なる場合もあるだろう。

とはいえ、デジタル一眼レフカメラの初心者にとって、レンズの絞りや露出、シャッター速度、ISO設定など、いきなり操作しようと思っても、何をどうすれば良いか、途方に暮れてしまうだろう。

そうした際に、役に立つのが「D3400」の「GUIDE(ガイド)モード」だ。

GUIDEモードでは、 画面に表示されるガイドに従うだけで、よく使う機能や便利な機能を、簡単に設定できる。 これなら、高度な撮影や難しそうな設定もできるというわけだ。

GUIDEモードを使うときは、ダイヤルをまわして「GUIDE」に合わせるだけでOKだ。 すると、液晶画面にGUIDEモードのメニューが現れるのだ。

メニューには、次の4つのモードが用意されている。 ・撮る    状況や被写体に合わせて撮影できるようにカメラを設定する ・見る・消す 撮影した写真を確認したり、不要な写真を削除したりできる ・編集する  撮影した写真を編集できる ・設定する  よく使う機能や便利な機能を設定したり、それらの設定を変更したりできる

「撮る」を選択したのち、「場面にあわせて撮る」「テクニックを使って撮る」のいずれかひとつを選択すれよいが、まったくの初心者は、前者を選択すればよいだろう。

「場面にあわせて撮る」では、下記の項目が選択できる。 ・おまかせで撮る ・フラッシュを使わずに撮る ・遠くの被写体を撮る ・花や小物をアップで撮る ・子供の寝顔を撮る ・動く被写体を撮る ・風景や街並みを撮る ・ポートレートを撮る ・夜景をバックに人物を撮る ・夜景を撮る

「おまかせで撮る」を選択すると、下記のいずれかを選択する画面に切り替わる。 ・ファインダーで撮る ・ライブビューで撮る ・動画を撮る

通常は「ファインダーで撮る」を選択すればよい。あとは、被写体にカメラを向けて撮影するだけで、綺麗な写真が撮れる。

オートモードによる撮影サンプル

実際に「D3400」で撮影すると、どんな写真が撮れるのか、気になるところだろう。 オートモードで撮影した写真を紹介しよう。

花を撮影したところ、背景が綺麗にボケてくれた。デジタル一眼レフカメラならではのボケ具合だ。

「D3400」はボディが軽いので、普段から持ち歩いてスナップショットを楽しむのに最適だ。 駅の近くの見慣れた道も、このように写真に撮ると、まるで庭園のように見える。

思わぬものに出会うのも、写真撮影の楽しみのひとつだ。 交番のすぐ近くに国木田独歩の碑があったので、撮影してみた。 よく見ると、碑面には武者小路実篤の筆により「山林に自由存す」と刻まれている。 薄暗い場所だが、綺麗に撮れているのがわかる。

「D3400」は、iPhoneに代表されるスマホとの連携機能により、撮影した写真を自動でスマホに転送できる。 「D3400」とスマホを使うことで、一眼レフカメラの高画質な写真を、SNSなどでも手軽に使うことができるようになる。

また、「D3400」が初心者に最適なのは、親切で優れた「GUIDEモード」の存在も大きいだろう。 一眼レフカメラ初心者でも、「GUIDEモード」で写真撮影を学びながら撮れるからだ。

「D3400」は、スマホ時代の初心者にやさしいデジタル一眼レフカメラと言えるだろう。

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情報提供元: クチコミ.jp

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