MacBookのライバルはコレ!薄くて軽くて高性能なノートPC、ASUS「ZenBook 3」
2017-05-23 10:00:00
「ZenBook 3」は、PCだけでなくスマートフォンのメーカーとしても知られるASUSが開発したスリムノートPCだ。スリムノートPCと聞くと、MacBookを思い浮かべる人が多いかもしれない。
OSは異なるが、「ZenBook 3」はMacBookの強力なライバルと言っても過言ではないだろう。
本機は、厚さ11.9mm、重さ約910g。これに対して、MacBookは厚さ13.1mm、重さ910gだ。薄型と言われるMacBookよりも、さらに薄く軽量なボディなのだ。携帯性に優れたスリムノートPCを購入したい人には、この薄さは大きな魅力に感じることだろう。
そんな「ZenBook 3」をメーカーさんからお借りできたので、まずは外観から紹介しよう。
すべてにこだわったスリムノートPC
「ZenBook 3」の売りはスリムで軽量なことだが、それだけではない。エッジ部分にはゴールドのアクセントがあり、見ためにも高級感があり、メーカーのこだわりが感じられるのだ。
CPUは、インテルCore i5-7200U プロセッサー2.5GHz(ターボ・ブースト時 最大3.1GHz)、メモリーは8GB、ストレージは256GBだ。スリムノートPCとしては、なかなか高性能な製品と言える。性能面でも、こだわりたかったのだろう。
画面は、12.5型ワイドTFTカラースクリーン ワイドビュー液晶で、1,920×1,080ドット(フルHD)の解像度を備える。液晶の発色が良く、視野角も広い。サイドから見ても、画面の内容が確認できるほどだ。
キーボードにも、こだわりが感じられる。キーを左右ギリギリまで配置させることで、一般的な外付けのキーボードと同じ19.8mmのキーピッチを実現した。特殊記号まで、均等なサイズのキートップであることがわかる。キーストローク(キーを押したときの深さ)は0.8mmだが、しっかりした押し心地で、なかなか打ちやすい。
キーボードの下には、マウスパッドが配置されている。長年PCを作り続けてきたメーカーだけあり、マウスは操作性がよく、その下にあるボタンも押し心地が良い。
パッドの右上には指紋認証センサーがあり、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」に対応している。あらかじめ指紋を登録しておけば、指で軽くタッチするだけで、Windowsにサインインすることができる。
キーボードの上には、スピーカーが左右対称に配置されている。このスピーカーは、Harman Kardonと共同開発したもので、本体の底面にも左右にひとつずつ配置されている。
「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」で流れる音は、スリムノートPCとは思えないほど臨場感あふれる音を鳴らすことができた。
左側面には、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャックを備える。
右側面には、本体を充電するときにも使えるUSB3.1(Type-C)を備える。
本体サイズは、幅296×奥行き191.2×高さ11.9mm。重さは、約910g。バッテリー駆動時間は、メーカー公称値で約8.7時間だ。半日持ち歩いても、バッテリー切れに悩まされることはないだろう。
付属の「ASUS ミニドック」を本体に接続すれば、USB3.1(Type-C)に加え、HDMIやUSB(Type-A)を追加できる。既存のUSB機器も、そのままのかたちで使えるわけだ。
デザイン的にも美しい専用ケースが付属されており、本機をスマートに持ち歩くことができる。ケースの蓋は、マグネットで閉じられる。
「ZenBook 3」は見ためにも美しく、こだわりが感じられるスリムノートPCだ。加えて、指紋センサーを備え、ビジネスユーザーも安心できるだろう。
次回は、実際に体験したレポートをお届けしよう。
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情報提供元: クチコミ.jp