テレビ周りのケーブルを徹底的に隠しホコリから守る超絶技巧
2017-12-09 18:00:00
かつて、テレビから出ている線は、電源ケーブル1本だけだった…
それがどうしたことでしょう、技術の進歩とライフスタイルの多様化により、いつの頃からかテレビの周りには、様々な機器が集まるようになりました。
みなさん、ご自分で配線出来ています?
「自称:配線女子」のわたくしですが、正直もう、青息吐息です。
以前に比べればテレビは薄く、一つ一つの機器は小さく軽くなり、理論上の問題をクリアできれば女性一人でも物理的配線が可能になりましたが、逆に頭を悩ませるようになったのは、異常に増殖したケーブルです。
テレビに映したい色んな信号を送るために不可欠なケーブルが、あっちからもこっちからも生えて来ては絡まり、テレビ裏にとぐろを巻く…、ただもうそれだけでホラーなのに、更に難儀なのはお掃除です。
絡まりあったケーブルスパゲッティに埃のトッピング、あのげにおぞましき光景を、何度「見なかったことに」してきたことでしょう。
今日こそ共に、憎たらしいケーブル問題を、解決しようではありませんか。
「超絶技巧」などと大風呂敷を広げましたが、安心してください、わたくしは世界ぶきっちょさん選手権上位3%に確実に入る不器用さんです。
わたしができることは誰にでもできる!
我が家のテレビ周りとその構成
改めまして、こちらが現在の我が家のテレビ周りです。
ご覧の通り、平均的なテレビ台(幅150cm)の上に、平均的な液晶テレビ(50インチ)が載っています。
テレビ台の中にあるものは、最小限に絞って、ブルーレイレコーダ、DVDレコーダ、CATVのセットトップボックスが各1台ずつ。テレビの上には、照明器具を1台だけ。
我が家にはゲーム機が無いのですが、仮に一つ二つ機器が増えたとしても、応用できると思います。
テレビの裏側は結束バンドでまとめる
まずはテレビの裏側から。
テレビが外に出ている以上、テレビに直接接続されるケーブルは、どう頑張っても外に出てしまいます。
我が家の場合、HDMIケーブル3本、アンテナケーブル1本、テレビの電源ケーブル1本、の計5本ですが、5本の内の電源ケーブル以外、発熱しない信号系のケーブル4本を、結束バンドでまとめました。
たったそれだけのことなのですけど、2つにまとまっているだけで、随分スッキリとした印象になりました。
テレビ台の中に「ハブ」を作る
外に出ている最後の一本は、超絶技巧のカギとなるケーブルです。
これです。
テレビ台の右横、ちょうどカーテンの影に隠れてしまうコンセントに、なにやらごっついのが挿してありますが、「3P、7口、3m、マグネット付、雷ガード付」の電源タップの、差し込み部分です。
・ケーブルが太く
・熱にも落雷にも強く
・差し込み口が抜け止めタイプ
を基準に選んだ結果で、3穴であることに特に意味はありません。
余談ですが、ケーブルやタップなどは消耗品と考え、信頼性の高いメーカーの高スペックのものを選び、使用が一定期間を超えたら壊れていなくても買い替える、を心がけています。
さて本題です。
この電源タップの本体はどこにあるのかというと、
「テレビ台の中」です。
テレビ周りのすべての機器の電源のハブとして、テレビ台の中に入れてしまいました。
照明器具の電源もここから取って、7個口の内、使用しているのは5つ、計算上はまだまだ余裕があります。
勘の良い読者の皆様は既にお気づきのことと思います。
そうです。ケーブルスパゲッティをテレビ台の外に出さない唯一の方法は、
「全ての配線をテレビ台の中で完結する」
なのでした。
超絶技巧?いいえ、むしろ自明の理。
では最後に、テレビの中を覗いてみましょう
ケーブルの数は変わりませんので、当然の成り行きとして、中はケーブルがひしめいております。
「誰が見ても理論上の配線がどうなっているかが一目で解ること」が目標の、「ちょっとお行儀の良いケーブルスパゲッティ」とでも申しましょうか、ケーブル同士が絡まらないように配線した後、熱を発生しないケーブルのみを各機器の根っこに近い部分で結束するのがコツです。
もちろん、テレビ台には扉がついていますので、ホコリは殆どたまりません。
普段のお掃除はハンディモップでちょちょいと撫でるだけで完了です。
いかがでしたか。
テレビ周りの構成も置いてある環境も、ご家庭によって様々と思いますが、何かの参考になれば幸いです。
なお、今回は「お片付け」のお話ですので、安全性については敢えて触れておりません。各機器のマニュアルに沿って、安全を確保の上、行ってください。
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情報提供元: michill (ミチル)