歯科医師と連携し科学的にアプローチ──新宿「ailesシンメトリー矯正院」が目指す小顔矯正の新基準
2025-09-02 12:00:28
乗降客数世界一でギネスブックに登録されたターミナル、新宿駅から徒歩約4分という好立地にある「ailesシンメトリー矯正院」。小顔矯正の世界大会に出場した実績を持つ山本院長が手がけるのは、口腔内の筋肉からバランスを整える小顔矯正や、姿勢矯正などのゆがみ矯正だ。柔道整復師の国家資格を持ち、歯科医師との連携による科学的アプローチで施術を行う山本院長に、その取り組みについてお話を伺った。

顔にある50の筋肉へ口腔内からアプローチし、顔のゆがみを整える独自技術
当院では、小顔矯正を中心に、顎や顔のゆがみ、顎関節症、食いしばりといった悩みに対応しています。これらの不調を改善することで、全身のゆがみを整え、バランス向上を目指しています。
私は幼少期に器械体操を習っており、その頃から柔道整復師の先生によくお世話になっていました。丁寧に症状を聞き、親身に施術をしてくれる先生の姿を見て、「自分も人に寄り添い、役に立ちたい」と思い、柔道整復師を志しました。
整骨院に勤めていた頃は、患者さまから「食いしばりが気になる」「顎関節症で困っている」といった相談を多く受けました。しかし、身体の施術だけでは十分な改善に至らないケースもありました。そこで、当時交流があった歯科医師のアドバイスを参考にしたり、自ら学びを深めたりしながら、顔の整復に本格的に取り組み始めたのです。
実際、顎のずれが全身に影響を及ぼすこともあれば、反対に身体のゆがみが首や肩のこり、食いしばりなどにつながるケースもあります。歯科大学病院の研究でも、こうした相互作用が報告されています。
顔には左右合わせて約50の筋肉があり、当院では口腔内からアプローチすることで、顔の内側の筋肉にも直接働きかけ、ゆがみを改善し、小顔効果を持続できるよう施術をしています。
また、歯科で使われる「セファロスタンド」という分析機器を導入し、顔の左右差やゆがみを同じ条件下で数値化。さらに歯科医師とも連携し、噛み合わせの確認や歯の知識の共有にも力を入れ、スタッフ一同、日々研さんに努めています。

1日5,000回動かす口。蓄積されたゆがみを改善し、健康をサポート
人間の顎関節は、本来まっすぐにしか開かない構造です。しかし、日常の癖や筋肉のアンバランスが原因で、顎が左右どちらかにずれて開くようになると、それが習慣化し、顔のゆがみにつながります。人は1日に平均5,000〜6,000回も口を動かすと言われており、その積み重ねが左右差を生み、噛み癖や筋肉の偏りを引き起こし、片側の顔が大きくなる原因になる可能性があります。
当院では、左右の筋肉バランスを正常に戻し、関節や筋肉を適正な状態に導くことで、顔のゆがみの改善が期待でき、小顔効果の持続を図っています。
近年ではオンライン会議の普及により、自分のフェイスラインを意識する機会が増え、「笑顔に自信が持てない」「左右の顔のバランスが気になる」といった悩みを抱える方も増加しています。また、現代人の多くが猫背、巻き肩、ストレートネック、反り腰といった姿勢の乱れにも悩んでいます。
理想的な姿勢とは、横から見て、くるぶし、膝、肩、耳たぶが一直線になる状態です。首が前に1cm出るだけでも、頸椎には約10kgの負担がかかると言われており、頭部の重さ(平均7〜8kg、男性で10kg以上の場合も)を支える首には想像以上の負担がかかっており、それが食いしばりや首・肩こりの原因になることもあり、顔のゆがみにもつながることもあります。
さらに、人は唇を閉じていても、上下の歯は通常2〜3mmの隙間があるのが正常ですが、歯と歯が常に接触していると、体重の約1.5倍もの力が顔面にかかるとされ、首・肩こりやエラの張り、顎の不調を招く原因になる可能性があります。
このような理由から、当院では顔だけでなく、全身のゆがみにまでアプローチする施術を行っています。

パリの世界大会に出場!技術を磨き、科学的な施術で患者さまの健康に貢献
2024年11月にパリで開催された小顔矯正の世界大会に出場しました。この大会では、5分間の制限時間内に機械や手技を使って小顔効果を引き出し、そのビフォーアフターの写真をAIが分析し、数値で効果を評価するという、科学的な審査が行われます。国内予選を勝ち抜いた後、世界17か国、24名の参加者の中に選ばれたことは、私にとって非常に貴重な経験となりました。
当院では、スタッフ全員が柔道整復師の国家資格を保有しています。さらに、歯科医師や歯科衛生士も在籍しているため、医療的・科学的根拠に基づく小顔矯正やゆがみ矯正を提供しています。一般的なエステや整体とは一線を画す専門性の高さが強みです。施術を受けた患者さまからは、「オンライン会議で顔の左右差が気にならなくなった」「笑顔が自然に出るようになった」「顎の痛みが改善した」といったうれしいお声も多くいただいています。
今後は、歯科の最新知見や学会発表の内容も積極的に取り入れながら、より精度の高い施術技術を磨いていきたいと考えています。柔道整復師としての原点は、スポーツを頑張る人たちのサポートでしたが、現在はそれ以上に、日常生活の中での「顔や身体の違和感」や「機能の不調」を解消し、健康で前向きに過ごせる毎日をサポートすることが使命だと感じています。2店舗目、3店舗目の展開も視野に入れ、東京から全国へと、小顔矯正や身体のゆがみ改善の重要性を広めていきたいと思います。
■取材協力:
ailesシンメトリー矯正院(https://aileskyouseiin.com/)
院長 山本翼
小顔矯正日本大会ファイナリスト、パリ世界大会出場、多数のメディアにも掲載 施術歴:13年
(保有資格)
・柔道整復師

情報提供元: マガジンサミット