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『はたらく細胞』が薬剤耐性(AMR)問題の啓発に参戦!コラボツールが限定無料配布、キャンペーンサイトも公開

2025-10-30 18:00:25

©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

AMR臨床リファレンスセンターは、11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に合わせ、人気アニメ『はたらく細胞』とコラボレーションした啓発キャンペーンを実施。10月28日より、キャンペーンサイトが公開されました。

■『はたらく細胞』とコラボで薬剤耐性(AMR)問題を啓発

日本政府は、世界的に脅威となっている薬剤耐性(AMR)問題に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定。AMR臨床リファレンスセンターはそれに合わせ、毎年啓発キャンペーンを展開しています。

キャンペーンの今年のテーマは「かぜに抗菌薬は効きません」。人気アニメ『はたらく細胞』の描き下ろしキャラクターをメインビジュアルに起用し、ポスターをはじめとした啓発ツールを制作。日本医師会・日本薬剤師会と連携し、全国のクリニックや薬局で限定配布されます。

『はたらく細胞』とコラボした啓発ツールは、リーフレット、クリアファイル、お薬手帳など計10万部を制作。キャンペーン参加クリニックや薬局で限定無料配布されるほか、日本医師会の協力で全国のクリニックへ啓発ポスターを配布します。

■キャンペーンサイトや体験型イベント、川柳コンテストも

キャンペーンサイトでは、薬剤耐性(AMR)について学べるゲームや啓発アニメ動画などが用意され、啓発ツールも紹介されています。

さらに、11月8日・9日に東京・渋谷マークシティマークイベントスクエアで体験型イベントを開催予定。『はたらく細胞』のポスターパネルの展示やキャラクターのパネルスタンドのフォトコーナー、専門医によるレクチャータイムなどを通じて、薬剤耐性(AMR)問題への関心を高める内容になっています。両日とも10:00-18:00を予定。

また、同センターでは毎年恒例の川柳コンテストを開催。「薬剤耐性」や「抗菌薬」をテーマにした川柳を11月1日から募集します。

薬剤耐性 (AMR: AntiMicrobial Resistance)とは、感染症を引き起こす原因となる微生物に、本来であれば効くはずの薬が効かなくなること。かぜの原因はほとんどがウイルスであり、抗菌薬は細菌に作用する薬なので、かぜをひいた時にのんでも効果はありません。不必要・不適切な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌を増やしてしまう原因につながります。このように意外と身近なAMRの問題について、知らなかったり間違って覚えていることを題材にした川柳を募集しています。詳しくは同センターのウェブサイトをご確認ください。

【キャンペーンサイト】
https://amr.jihs.go.jp/information/campaign2025.html

【AMR臨床リファレンスセンター ウェブサイト】
https://amr.jihs.go.jp/information/2025senryu.html

情報提供元: マガジンサミット