令和8年は結婚の「はじめの一歩」を!東京都主催の人気イベント「切り紙アートde繋ぐ縁結び」とは
2026-02-17 17:09:34

「結婚に興味はあるけれど、どう動けばいいかわからない」「婚活パーティーは少しハードルが高い……」。そんな悩みを抱える独身男女の後押しをするべく、東京都が今、これまでにない熱量で婚活支援を展開している。
令和8年(2026年)2月11日、建国記念の祝日に、多摩エリアの8市(立川市・昭島市・小平市・日野市・国分寺市・国立市・福生市・武蔵村山市)と連携した大規模な交流イベント「切り紙アートde繋ぐ縁結び」が開催された。
令和8年の「8」という数字に込められた「末広がり」や「無限(インフィニティ)」の願い。募集開始後、定員を大幅に上回る応募が殺到したという注目の現場を取材した。
東京都が仕掛ける「TOKYO 八結び」とは?

東京都は今年を「結婚のきっかけにしたい特別な1年」と位置づけ、「TOKYO 八結び(やむすび)」キャンペーンを展開している。イベントロゴに描かれた水引は「叶え結び」と呼ばれ、願いを叶えるという意味が込められているという。
今回のイベント最大の特徴は、自治体主催ならではの「安心感」だ。参加条件には「独身証明書」および「本人確認書類」の提出が義務付けられており、身元が保証された参加者のみが集まる仕組みとなっている。
会場となった「東京しごとセンター多摩」には、結婚を真剣に考える幅広い世代の男女が集まった。自治体が窓口となることで、婚活への心理的ハードルが下がり、真剣度の高い層が集まる良質なプラットフォームとして機能しているようだ。
第一印象は55%で終わらせない!目から鱗の「ミニセミナー」

イベントは、参加者の緊張をほぐすためのミニセミナーからスタート。講師から「第一印象を55%で終わらせない技術」が伝授された。
よく言われる「視覚情報が55%」というメラビアンの法則。しかし、講師によると「見た目を整えるのはあくまで入り口。残りの45%、つまり『表情、反応、態度』といった動きこそが、次へと繋がる鍵になる」と言う。
具体的には「0.5秒の食い気味な相槌」や「驚きを3割増しで表現する」といった、具体的かつ即効性のあるテクニックが紹介された。特に印象的だったのは「眉毛を上げる」というアドバイスだ。眉を上げると額の筋肉が動き、表情が明るく柔らかくなる。マスク越しでも相手に安心感を与えられるこの技術。

参加者たちが互いに顔を見合わせながら実践すると、会場には早くも和やかな笑い声が響き始めた。
共同作業で心の距離が縮まる「切り紙アート」ワークショップ
今回のイベントのメインコンテンツは、その名の通り「切り紙アート」だ。単なるトークタイムだけではなく、共通の作業を通じて自然なコミュニケーションを促す狙いがある。

初級・中級・上級とステップアップしていくワークショップでは、参加者がハサミを使い、折った紙を慎重に切っていく。完成した紙を広げた瞬間に現れる、美しい幾何学模様や花の形。
あちこちのテーブルからは感嘆の声が上がり、ハサミの入れ方について相談し合うなど、作業を介した自然なコミュニケーションが生まれていた。

中級編で制作された「クレマチス」の花は、8枚の花びらを持つことから、本キャンペーンのテーマである「8(八結び)」を象徴している。このほか、難易度の高い立体作品に挑む場面では、男女で協力したり、画面上の完成図と見比べたりする様子が見受けられた。

1対1のトークだけでは、初対面同士どうしても「何を話せばいいか」と構えてしまいがちだが、目の前の作業があることで、参加者たちの間にはリラックスした空気が漂い、相手の素の表情が見えやすい環境となっているのが印象的だった。
より良い出会いの場を求めて。試行錯誤を続ける東京都の支援
イベントの合間、主催である東京都の担当者に話を伺うことができた。そこで見えてきたのは、参加者の利便性を第一に考え、常に改善を繰り返す現場の熱意だ。

例えば、トークタイム中のお相手の印象を記録する手法もその一つ。以前のイベントでは紙のメモを使用していたが、今回はスマートフォンの専用システムを活用していた。話した相手の情報をデジタルで管理・メモできるようにすることで、空き時間などに振り返ることができるよう工夫されている。

「スマートフォンの活用一つとっても、QRコードの読み取りの手間や会話への集中度など、参加者の方々の反応を見ながら日々改善を検討しています」と担当者は語る。
アナログな触れ合いの良さと、デジタルの効率性をどうバランスよく取り入れるか。より良い出会いの場を設けるために、手法にこだわらず試行錯誤を続けているという。
また、今後は結婚相談所や式場、マッチングアプリ運営会社といった民間事業者との連携もさらに深め、オール東京で婚活をサポートしていく方針だ。出会いの場を提供するだけでなく、その先にある結婚生活までを見据えた実質的な支援の拡充に、今後も期待が高まる。
「八結び」の輪は広がる。次はベイエリアでの船上交流!

東京都が多摩の8市と連携した本イベントは、地域全体で新しい家族を応援する「温かい婚活」の形を提示した。終盤にはシステム上でのマッチング入力が行われ、打ち解けた参加者たちは穏やかな表情で会場を後にした。
「TOKYO 八結び」キャンペーンは今後も続く。2026年3月8日には、日の出埠頭からお台場まで貸切船で運航する「ベイエリアde縁結び」を開催予定だ。もしあなたが「はじめの一歩」を迷っているなら、磨き上げられたこの出会いの舞台に飛び込んでみてはどうだろう。確かな未来への入り口が、すぐそこで待っているはずだ。
TOKYO 八結び公式サイト:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/01/2026010909
情報提供元: マガジンサミット