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使うだけでお料理上手になれる万能調味料!「塩麴」で作る激うま簡単レシピ2選

2021-04-23 11:00:00

「塩麴」とは一体どういうもの?

最近よく耳にする「塩麴」というワード。塩麴は米麹と塩と水をまぜて、発酵させたものです。

この塩麴の中に含まれている酵素がたんぱく質を分解してくれるため、お肉やお魚をとっても柔らかくしてくれるうえに、下味がつくので漬け込み系の料理にはとってもおすすめ。

前回ご紹介した「ポットロースト」のレシピでも豚の塊肉に塩麴をまぶして置いておいたので、かたまりのお肉がビックリするほど、とっても柔らかくなりました。

「塩麴」の中に含まれている酵素には食材の旨味や甘味を引き出してくれる効果もあるので、あらゆる食材の美味しさがアップ!

漬けるだけでなく炒めものやスープに使ってもOK。

塩麴を調理につかうだけで色んなものが抜群に美味しくなる「万能調味料」なんですよ。

「塩麴」を使ったレシピといえば!まずはやっぱり鶏むね肉

塩麴を使ったレシピで最も有名だと勝手に思っているのが(笑)、やはり鶏むね肉を使った唐揚げでしょう!

パサッとしがちな鶏むね肉は下準備で手を加えるとしっとりとなりますが、塩麴を使えば簡単にジューシーな唐揚げの出来上がり。

ただ、今回はもっとラクチンなレシピをご紹介したいと思います。

鶏むね肉×塩麴で作る!簡単すぎるよだれ鶏

材料(2人分)

鶏むね肉 350~370g
塩麴 大さじ2~3
水 450~500ml

*鶏むね肉の大きさによるため少し材料に幅を持たせています。

〇よだれ鶏のタレ
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
酢 大さじ1/2
ごま油 大さじ1
ラー油 小さじ1/2
にんにくチューブ 2cmくらい
生姜チューブ 2cmくらい 
白すりごま 小さじ2
小葱 適量
一味唐辛子 お好みで

作り方

① 鶏むね肉を塩麴でまぶして密封できる袋に入れ、30分以上(出来れば2時間~半日くらい)置いておく。(ここまでを前日や隙間時間にしておくと、作る時にとっても時短になりますよ。)

② フライパンに①の鶏むね肉と水を入れて、ふたをし中火にかけて煮立ったら弱火にして3分程茹でる。

③ 一度ふたを開けて、鶏むね肉を裏返し再びふたをして5分茹でて火を止める。そのまま粗熱が取れるまで少し放置しておき、その間によだれ鶏のタレの材料を全部ボウルに入れて混ぜ合わせておく。

④ 鶏むね肉を取り出して、温かいうちにカットして盛り付け、タレをかければ出来上がり。

フライパンに残ったゆで汁は鶏の出汁が出ているのでそのまま野菜や卵を入れてスープにしても美味しいですよ。(とても優しい味になるので、塩胡椒で調整したり、物足りない方は鶏ガラスープで味をつけて下さい。)

加熱時間は鶏むね肉の大きさで変わるので少し調整して下さいね。保温時間を多めにしてもOKです。

通常、鶏むね肉を柔らかくするためにフォークでグサグサ刺して塩・砂糖・酒で下味をつけて30分以上置いていた手間が、塩麴をまぶすだけでしっとり柔らかな鶏肉になるので、オススメです!

「塩麴」のおかげで甘~い!新玉ねぎのポタージュ

材料(4人分)

新玉ねぎ(小~中サイズ) 2個
バター 10g
オリーブオイル 大さじ1
塩胡椒 少々
塩麴 大さじ1
水 200ml
牛乳 150ml
生クリーム 50ml(なくてもOK)

作り方

① 新玉ねぎはスライスしておく。

② お鍋にオリーブオイルとバターを入れて、①を入れて炒め、塩胡椒をして玉ねぎが透明になりしんなりするくらいまで弱火で炒める。

③ 玉ねぎがしんなりしたら水を入れて、塩麴を入れ15分程煮込む。

④ いったん火を止めて、③に牛乳を入れて、ブレンダーで撹拌する。

⑤ 生クリームを入れて(あれば)再び火にかけて沸騰する手前(鍋の側面が少しフツフツするくらい)で火を止めて完成です。

盛り付ける時は、お好みでパセリやクルトン、あらびき胡椒などをふって下さい。

コンソメを使っていないのに、塩麴効果でとっても甘いポタージュが出来ます!

もう少し塩味が欲しい方はコンソメ顆粒を少し入れて調整してみて下さいね。

他にも、普通のミニトマトに塩麴を和えるとフルーツトマトのような甘くて美味しいトマトになります。そのトマトを使ってマリネを作るとワンランクアップの一品の出来上がり!

何に使っても美味しくしてくれる万能調味料の「塩麴」。

「高級スーパーにある特別な調味料なのでは?」とも思われがちですが、普通にスーパーで買えますし、無印良品やカルディなどでも取り扱いされていますよ。

ぜひ、一度塩麴を使ってみて、塩麴パワーを実感してみて下さいね。

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情報提供元: michill (ミチル)

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