もう1人で抱え込まないで!子育て・教育のプロに悩みを相談できる「子育て」の強い味方、『ウチのこは』とは
2021-07-29 15:00:08
新型コロナウィルスの影響で、子供を取り巻く環境にも大きな変化が訪れています。慣れないリモート授業や友達と思うように遊べない日々、運動会などの行事も今までのようには開催できません。
お子さんを持つ方々は、自分も初めて直面するこの状況に、子供へどう接すべきか悩むことも増えたのではないでしょうか?
コロナウイルスの状況がなくとも、子育てをする方々は様々な悩み・問題を抱えています。「私の子供はストレスなく過ごせているか心配」「反抗期をむかえ、今まで以上に子供への接し方について悩むようになった」「受験シーズンになり進路や将来について、うまくアドバイスができない」などなど…
そんな悩まれている親御さんの為に、子育ての悩みをオンライン上で相談できる『ウチのこは』というサービスがあるのをご存知ですか?
今回は『ウチのこは』のサービス担当者に、開発経緯やサービスの特徴などを語っていただきました。
『ウチのこは』担当者インタビュー
『ウチのこは』は、子育て・教育の悩みを、児童精神科医などの医師や、公認心理師・臨床心理士、スクールカウンセラー、学校教員、塾講師、ファイナンシャルプランナーなど、80名以上の厳選された教育の専門家に直接相談できるオンライン相談室です。たとえば、子育て・教育の悩みを抱える親たちがネットで検索して、ちゃんとした解決策があればいいですが、なかなかしっくりくる答えが見つからないのが実情です。「うちの子の場合はちょっと違うかもなあ」とか、「もうちょっと違う視点の専門家に話を聞きたいな」とか、そんなケースってよくあると思います。
こうしたニーズに答えられるような、専門家に直接アドバイスを聞けるようなサービスがあればいいなと思い、立ち上げたのが、子育て・教育のお悩みオンライン相談室『ウチのこは』です。
ユーザは、実績・知識・スキル面での審査を通過した経験豊富な専門家のなかから適すると思われる専門家を選び、子育ての悩みを相談できます。また、「ビデオ通話で相談」や「メッセージで相談」などから相談方法を選べるのも特長です。
たとえば、身近な人には知られたくないから相談できない、というケースもありますよね。また、「学校の先生に相談したいけど日中は仕事があるからなかなか相談できない」とか、学校に相談したくない悩みや、学校自体に不満を持っている人もいると思います。我が子がいじめられて悩んでいるとき、学校に相談したけれど学校が十分な対応してくれないとか……。
こうした「第三者の力がほしい」という時に、『ウチのこは』をご利用いただいています。相談内容は個人情報保護の観点から当事者以外は共有できません。だからこそ心を開いてフラットに相談できるということで、このサイトを利用する人が増えています。
子育て・教育の悩みで多いのは、友達関係やいじめ、不登校、発達障害、勉強についていけない、など。また、「子どもに対してイライラしてしまう」とか、「子どもへの愛情に自信をなくしてしまっている」という人も少なくありません。
もう少し具体的に挙げると、
・子どもがクラスになじめず孤立している。友達を作るにはどうすればいいか
・不登校の子どもを学校に復帰させるにはどうすればいいか
・不登校の子どもの進路に関して、親はどんなサポートができるのか
・発達の遅れや落ち着きのなさが気になるから、一度診断してほしい
・発達障害の診断を受けた。今後の子どもとの接し方や親ができるサポートについて具体的に知りたい
・学校の勉強についていけない子どもに最適な塾選びの方法を教えてほしい
・中学受験で教育費がかかる。家計を立て直すためにどうすればよいかなど、子育ての悩みは本当にさまざまです。
『ウチのこは』を開設してあらためて感じるのは、第三者に悩みを打ち明けることに抵抗のある方がまだまだ多いということ。これは日本人特有の文化も関係しているのかもしれません。
たとえば欧米だと、カウンセリング文化が暮らしに根付いているので、なにか悩みがあったときはカウンセラーや専門家に気軽に相談します。夫婦の問題も子育ての問題も、第三者の専門家に相談するのはごく一般的なことのようです。
しかし日本にはまだ、子育てや教育の悩みを聞いてくれるサービスや仕組みが整っていませんし、そもそも第三者に相談するという習慣がありません。日本人特有の「恥の文化」も関係しているのかなと思いますが、周りの人に弱い面を見せるのが恥ずかしくて悩みを一人で抱え込むという人が多いのではないでしょうか。
子育ての方法は誰も教えてくれませんから、悩むのが当然です。だったらもっと気軽に誰かに相談できる場があればいいのに……そんな思いで、この『ウチのこは』を立ち上げました。身近な人には話せないことも、第三者の専門家とオンラインでつながるからこそ少し話しやすくなるんじゃないかなと思います。
一人で悩みを抱え込まず、子育て・教育のプロに話を聞いてもらうことから始めてほしいですね。
情報提供元: マガジンサミット