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ZTEフラッグシップモデル「AXON 7」の指紋認証やカメラなどの快適な使い勝手を試す

2017-04-11 10:00:00

ZTE製のSIMフリースマートフォン「AXON 7」(アクソンセブン)は、OSにAndroid 6.0(Marshmallow)、CPUにQualcomm Snapdragon 820 MSM 8996、4GBのRAMを搭載した、高いマシンパワーを誇るモデルです。

さらに、デュアルSIM(DSDS)やハイレゾ対応、「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)、デュアルスピーカー、有効画素数約2000万画素カメラ、指紋認証センサーによる認証機能、USB Type-Cを搭載・対応します。

これだけのハイスペックモデルでありながら、発売当初から59,800円というコストパフォーマンスの高い価格設定にも、注目が集まっている製品です。

デュアルSIM、ナビゲーションキー、日本語入力の設定

2枚のSIMカードを利用できるDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応したAXON 7には、「デュアルSIM設定」という項目があります。

デュアルSIM設定の画面では、本体に挿入しているSIMカードの有効/無効の切り替えが可能です。SIMカードが入っていない状態では画像のようにグレーアウトし、操作することができないようになっています。

AXON 7は、本体正面のディスプレイ直下に「ナビゲーションキー」を搭載しています。そして、このキーの右と左の機能を入れ替えることもできます。

また、日本語入力システムには「iWnn」(アイウンヌ)が搭載されており、デフォルトのキーボード設定はこの「iWnn IME」になっています。

指紋認証センサーを利用してさまざまな操作に対応

AXON 7は。指紋認証に対応しています。本体の背面に搭載した指紋認証センサーを使って、さまざまな操作にも対応しています。

もちろんデフォルトでは、指紋認証は利用できないので、設定画面から指紋の登録作業をします。指紋センサーを何度かタッチしながら指紋を登録しますが、登録できる指紋の数は5つまでです。

指紋登録後は、指紋センサーをタッチすることで、端末のロック解除やアプリのクイック起動が可能です。また、指紋登録の有無に関わらず指紋センサーをタッチすることで、カメラ機能起動中にシャッターを切ったり、着信時に電話に出たりという機能も備えています。カメラでの撮影時、とくに自撮りの際はかなり便利です。

マニュアル撮影にも対応したカメラ機能

本体の背面上部には、F1.8 有効画素数約2000万画素のメインカメラと指紋センサーが縦に並びます。前述のように、指紋センサーをシャッターボタンとして利用することができます。

メインカメラは、最大サイズの20Mの設定を「5952×3348」(16:9)で記録できるほかに、マニュアルモードを搭載。シャッター速度やISO、ホワイトバランス、などの設定もできるため、細かい調整をして撮影することができます。

シャッター速度やISOをコントロールすることで、オート撮影ではできない明るい撮影や、暗くする撮影も可能です。サンプルの画像でもややブレがありますが、シャッター速度を遅くすればするほど手ブレや被写体ブレが発生するので、注意が必要です。

マニュアルモードで、細かな設定をして撮影するのは慣れが必要です。しかし設定の調整は、ディスプレイ上の映像で効果を確認できますので、初心者の方でもマニュアル撮影に挑戦しやすい仕様になっています。

なお、最大サイズ20Mの設定で撮影すると、データ容量がかなり大きくなってしまう点も考慮したほうが良さそうです。サンプル画像の1枚目では、4MB弱、2枚目と3枚目は6MB強のデータ容量になっていました。

画像1枚のデータが大きくなると、本体やmicroSDカードに保存できる写真数が減ったり、空き容量が少なくなったります。また、パソコンへの転送、Bluetoothでの転送、ネット上にアップロードする際など、転送時間が多くかかってしまうというデメリットがあることを認識しておいたほうが良いでしょう。

意外に便利なMi-POP機能

大型化するスマートフォンでは、各社が片手操作を可能にする機能を搭載しています。AXON 7には「Mi-POP」という片手操作に便利な機能を搭載しています。

Mi-POPをONにすると、画面に小さな丸いボタンがひとつ表示されます。ボタンは、画面上の好きな位置に移動することができます。ボタンを軽くフリックすると周囲に4つのボタンが表示され、それぞれに設定した機能を実行できます。

Mi-POPのアイコンを画面の上部に置いておけば、片手操作でする際、ディスプレイ直下のナビゲーションキーのホームボタンをタッチしなくても、Mi-POPのホームボタンをタッチすれば操作ができます。

また、ゲーム画面や地図表示、ウェブ表示など、メモ代わりに画面キャプチャ(スリーンショット)を撮影する場合も、Mi-POPの「画面キャプチャ」アイコンをタッチするだけで撮影できるのはかなり便利です。AXON 7を利用する際には、ぜひ活用したい機能のひとつと言えるでしょう。

主な仕様 OS:Android 6.0 CPU:Qualcomm Snapdragon 820 MSM 8996 Quad-core 2.15GHz ストレージ(ROM):64GB 内蔵メモリ(RAM):4GB ディスプレイ:5.5インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶、2.5Dラウンドエッジガラス, Gorilla Gen4 解像度:2560 x 1440ドット(WQHD) カメラ 有効画素数:Main:2000万 F1.8 OIS/EIS/PDAF、Front:800万 F2.2 センサー:指紋認証センサー、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、光センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー サウンド:フロント デュアル スピーカー、Dolby atmos、3.5mm イヤホンジャック、ハイレゾオーディオ(イヤホン) ヘッドホン端子:3.5mm オーディオ ジャック 位置測位:GPS/A-GPS/Glonass/Bei dou 無線LAN(WiFi):IEEE802.11 b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) 2x2 MU-MIMO Bluetooth:Bluetooth 4.1 デュアル待受け機能:LTE, UMTS同時待受け可能 通信方式 スロット1:FDD-LTE: 2100(B1) / 1800(B3) / 900(B8) / 800(B19) / 700(B28)、TDD:2500(B41)、UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz、キャリアアグリゲーション(CA) 800(B19)+1800(B3) 通信方式 スロット2:UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz 下り(受信時)最大:300Mbps(LTE) 上り(送信時)最大:50Mbps(LTE) SIMカードスロット:Slot 1 : nano SIM/Slot 2 : micro SD or nano SIM 外部メモリ:microSD/microSDHC/microSDXC ※SIMカードトレイ2は、SIMカードとmicroSDカード兼用 連続待受時間:約 300時間(WCDMA) 連続通話時間:約 800分(WCDMA) バッテリー容量:3250mAh/ Quick Charge 3.0(急速充電機能) 本体サイズ:高さ 約 151.7mm×幅 約 75mm×厚さ 約 7.9mm 本体質量:約 175g 本体色:イオンゴールド/クオーツグレー 保証期間:購入日より1年間の日本国内保証 /「ZTE安全保証サービス」(有償) 主な付属品:USBケーブル、ACアタプター、クイックガイド、保証書、イヤホン

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情報提供元: クチコミ.jp

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