「もらったから返す」じゃダメ?意外と知らない出産内祝いを贈るときのマナーとは?
2017-05-25 14:00:00
出産後に、家族や友人から寄せられる出産祝い。
赤ちゃんの誕生に「おめでとう」の気持ちを贈ってくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、心から喜んでもらえるギフトを贈りたいものですね。
そこで、意外と知らない「出産内祝い」に関するマナーについてご紹介。適当に贈ってしまうと、せっかくの贈り物が台無しに…なんてことも。マナーをしっかりおさえて、喜ばれる「出産内祝い」を贈りましょう。
贈り物の3つのポイント 金額・届け方・タイミング
・金額 自分がもらった出産祝いより、高価なものを出産内祝いで贈るのはNG。贈り手が感謝の気持ちを伝えようと思って、高価な出産内祝いの品を選んでも、喜んでくれる人ばかりではないようです。
また逆に、もらった出産祝いの3分の1以下の金額の出産内祝いの品を贈るのも良くないんです。気になる出産内祝いの適正予算ですが、他の返礼品と同様に、もらったものの3分の1~2分の1と言われています。2分の1ぐらいの金額を意識しておくとよいのかもしれませんね。
・届け方 せっかく感謝の気持ちを贈るのであれば、 お礼状やカード のしで包装
は手配して贈りましょう。お礼状やカードも、のしもない状態で届くと、受け取った方は「何に対する贈り物?」と思うこともあるでしょう。感謝の気持ちを込めて贈る出産内祝いなので、親しい相手であったとしてもマナーや作法を心掛けることが大切です。
お礼状・カードの書き方
・書き方のマナー お礼状・カードにも、実は意外なマナーがあるんです。使ってはいけない言葉が、「お返し」です。もらったから返すというような、義務的なニュアンスになるため、「お返し」という言葉を使うのは避けましょう。また、贈り先の事情などにも配慮した文面・内容にすることも忘れずに。まずは、気持ちを第一に伝え、過度に喜びを表現しすぎないように気を付けて書きましょう。
・書くときのポイント 以下のポイントをおさえて書けば、すっきりとまとまりますよ。
①いただいた品物への感謝 ②赤ちゃんの名前(読み方も)と由来、性別など ③母子の現在の様子 ④相手の健康や活躍を願う内容
・お礼状のマナー お礼状は、カードよりあらたまった雰囲気になります。作法も細かくなるので、気を付けましょう。
①白い便箋に、ブラックまたはブルーブラックのインクで、縦書き ②封筒は、白の無地を使用 ③封は、テープなどは使用せず、ノリで封をします。封字は「〆」「締」「封」 ④差出人は、夫婦連名に が一般的な作法になります。
いただいた品物について、具体的なお礼が書けるのが、お礼状の長所です。きっと感謝の気持ちも、より届きやすいはずなので、ぜひ書き添えてみて下さい。
あたたかな「お祝い」の気持ちをもらったからこそ、その気持ちに感謝を伝えることができる贈り物をしたいですよね。気軽に贈り物をすることは決して悪いことではありませんが、しっかりマナーをおさえ、相手に気持ちよく受け取ってもらえる贈り物をしましょう。
情報提供元: クチコミ.jp