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「皮膚のかかりつけ医」として患者さんの人生により良い輝きを。Ⅿスキンクリニック・中田元子院長にインタビュー

2020-09-11 12:00:52

スキンクリニック院長・中田元子さん 

中田元子さんは1969年生まれの千葉県出身。東京女子医科大学卒業。2005年より東京医科大学皮膚科、2008年より東京女子医科大学東医療センター形成外科美容医療部に所属、2019年にMスキンクリニックを開設。Mスキンクリニックは千葉県千葉市美浜区にある美容皮膚科、皮膚科、形成外科。

中田元子院長インタビュー

形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医として20年以上のキャリアを持つ中田元子さん。今回は中田さんが院長を務めるMスキンクリニックや、ご自身のことについてお話を伺っています。

中田元子院長(以下、中田):「『皮膚』は、人体全体を包み込む最大の臓器。体のあらゆる健康に関係するのみならず、人の『外観』を決める大切なものです。人は肌が美しくなることで気持ちが前向きになり、幸せを感じることができます。医療を通じ、患者さんの人生に関わりを持てることは医師として大きな喜びです。」

中田さんはMスキンクリニックについて、皮膚科の保険診療、美容診療、内科、外科問わず診療できるクリニックであり、医師が一人でこれら全科を担当するクリニックは非常に珍しいと語ります。

中田:「Mスキンクリニックは『皮膚のかかりつけ医』として皮膚科の保険診療から美容診療まで、内科、外科問わず総合的に診療できるクリニック。診療は完全予約制で、一人ひとりにじっくり時間をかけられるのも特長です。たとえば若い患者さんに多い『にきび』のご相談でも、単に薬を出すだけではなく、食生活やスキンケアなど生活習慣についてじっくりお話を聞いたうえでアドバイスを行うことができ、お肌の健康、見た目の悩みを何でも相談できる場所を目指しています。」

次に、医師を志した理由や、最初のキャリアとして形成外科を選んだ理由など、ご自身のことについてもお話を伺いました。

中田:「形成外科医を目指した理由としては、学生時代の病院実習を通して、指導していただいた先生や患者さんとの出会いの中で

『外観』が人の心に及ぼす影響の大きさ、整容面の治療の大切さを感じるようになったこと、治療結果がそのまま目に見える点がわかりやすくて良いと思ったことなどがあります。また単純に、私が細かい作業が好きだったからという理由もありますね。

中田院長がクリニック開業を志したのは意外にも数年前だそうです。なぜクリニックを開業するに至ったのでしょうか。

中田:「数年前までは自分のクリニックを持ちたいとは全く思っていませんでした。大学病院での仕事にもやりがいを感じていたんです。大学病院を退職後勤務したクリニックでは、医師と患者さんとの距離の近さ、自分が考える治療を制限なく実行できる環境に面白さを感じました。様々な病院で、様々なスタイルを経験してきた中で、理想とする医療のかたちが明確になり、それを実現するためには自分のクリニックを作るしか道はないと考え、開業を決意しました。」

続いてクリニックにおいての環境作りやマネジメントについて、こだわっている点を語ってもらいました。

中田:「クリニックに来ていただくことで喜びを感じてもらえる環境を作ることを意識しています。インテリアなど心地よく過ごせる空間作りにも力を入れています。また、美容医療では医師だけでなく携わる全てのスタッフの『人間力』が治療の質に大きく影響するので、院長とスタッフが一つのチームとなって、チーム力を発揮できるよう取り組んでいますね。スタッフには、自らよりよくする方法を考え、楽しんで働いてほしいと思っています。『自分にしかできないこと』ができたと思えた時の喜びは何物にも代えがたいものですから。」

最後に、クリニック、そして中田院長自身の今後についてお聞きしました。

中田:「私より知識や経験、技術がある先生はたくさんいらっしゃると思います。しかし今、この瞬間に、目の前の患者さんと向き合うのは自分しかいません。その患者さんは、医師に肌について相談するのは人生で一度きりかもしれない。だからこそ知識や技術を磨き、最善の状態で一人ひとりの患者さんと向き合うのが医師の務めであり、そのために日々、小さな努力を積み重ねいくしかありません。スタッフとともに、焦らず一歩一歩成長し、多くの患者さんの人生と素敵なつながりを持てるクリニックにしていけたらいいですね。」

肌の治療を通し、「皮膚のかかりつけ医」として患者さんの幸せを共に追求してくれるMスキンクリニック・中田院長。まさに患者さんにとって理想ともいえる医師なのではないでしょうか。

情報提供元: マガジンサミット

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