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【Berricsで見せた圧巻の60秒】DAMN AMロサンゼルス2022池田大暉が優勝“驚異の12歳”小野寺吟雲は準優勝

2022-06-13 15:00:22

(Instagramより:@spottampa)

現地時間6月12日にアメリカ・ロサンゼルスの室内スケートパークBerrics(ベリックス)で開催されたDAMN AM(ダムナム)で、池田大暉(16歳)が見事優勝。

さらに予選を1位で通過した驚異の12歳、小野寺吟雲が準優勝とスケートボード本場の地で日本人スケーターが最高の結果を収めた。

DAMN AMの優勝者はTAMPA AM(タンパアマ)への渡航費500ドルとTAMPA AM準決勝からの出場権が与えられる他、DAMN AM上位12名はTAMPA AMの予選出場権を得る事が出来る。

※TAMPA AMとは国際的なプロスケーターを目指す者にとっての登竜門的な大会となっており、毎年フロリダ州タンパにて開催されている。

【Damn AMとはどんな大会なのか】

タンパにあるスケートショップSpoT Tampaが2001年から主催している、アマチュアスケーターの為のコンテスト。

DAMN AMで活躍する事により、国際的なプロスケーターへの登竜門となる大会TAMPA AMへの出場権を獲得する事が出来る為、アマチュアスケーターにとって大事な大会となっている。

予選は1組3名のスケーターによる3分間のジャムセッションで得点を競う。

決勝では1分間のランを3回行い、その内のベストランで順位が決まる。

審査基準は、トリックの難易度・スタイル・テクニック・トリックの多様性・コース全体の使い方や独創性などを基準に100点満点で採点される。

DAMN AMはアメリカを中心に各国で開催されており、その年の優秀なスケーターはDAMN AM OF THE YEARに選ばれる。

※今年日本でも開催予定だったが、現在は開催未定となっている。

過去には…

2008年:フェリペ・グスタボ 2009年:ルアン・オリベイラ 2010年:アレック・マジェラス 2011年:イショッド・ウェア 2017年:イヴァン・モンテイロ などがDAMN AM OF THE YEARを受賞している。

【優勝した池田大暉、圧巻のラン】

今大会優勝した池田大暉のランのトリックは以下の通り。

・ビガースピンフリップフロントサイドボードスライド(10段のハンドレール)

・ハードフリップ(バンクからのハンドレールオーバー)

・キックフリップフロントサイドブラントスライド(バンクからのレール)

・バックサイドシュガーケーングラインド(バンクからのレール)

・バックサイド270キックフリップ リップスライド(10段ハンドレール)

※()内はセクション名

スケーターなら誰もが憧れるスケートパークBerricsで見事にフルメイクのランを披露し、本人も喜びを爆発させた。

【Damn AMロサンゼルス2022リザルト】

1位・池田 大暉(ダイキ)

2位・小野寺 吟雲(ギンウ)

3位・LAZER CRAWFORD

4位・浦野 建隼

5位・佐々木 来夢

6位・渡邊 星那(セナ)

7位・LUCAS ALVES

8位・ROMAN HAGER

9位・齋藤 丈太郎

10位・JONAS CARLSSON

11位・GREG RODRIGUEZ

12位・JAKE YANKO

 

文・小嶋勝美 

スケートボードに関する情報を幅広く執筆する、スケートボードライター兼放送作家兼スケーター。10年間のお笑い芸人生活を経たのち、放送作家をしています。

情報提供元: マガジンサミット

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