E START

E START トップページ > 経済 > マガジン > 接客スタッフの3人に1人がユニフォームに不満:「固定観念」と現代のニーズのギャップに迫る

接客スタッフの3人に1人がユニフォームに不満:「固定観念」と現代のニーズのギャップに迫る

2026-05-22 15:00:00

ジェンダーレス制服や自由な働き方が一般化しつつある昨今、接客現場におけるユニフォームは本当に時代に合ったものとなっているのでしょうか?

株式会社NEXERと株式会社サーヴォが全国の接客スタッフ経験者178名を対象に実施した「ユニフォーム体験に関する調査」により、スタッフの3人に1人がユニフォームに不満や不便を感じている現状が明らかになりました。

本記事では、調査結果とともに「ユニフォームに求める条件」や、「現場の声」から見える現代のトレンドへの適応要件を詳しく解説します。

接客スタッフのユニフォームに対する不満を示す画像

接客スタッフの大多数がユニフォーム着用経験あり

全国の男女178名を対象に行われた調査によると、接客業経験者のうち75.3%がユニフォーム着用経験を持っていることが分かりました。

今なお多くの店舗や現場でユニフォーム着用が主流であることが伺えます。

接客ユニフォーム経験円グラフ

特に飲食店(54.5%)、小売・販売(33.6%)、カフェ(18.7%)など日常的な業種での着用が多く、お客様対応といったサービス現場においてユニフォームの存在は欠かせないものとなっています。

接客業のユニフォーム着用割合グラフ

ユニフォームへの満足度は約7割も

調査対象者の73.2%は「着用していたユニフォームに満足」と答えていますが、「とても満足」は14.2%、「やや満足」が59.0%と、積極的な満足感は少数派という実態も浮き彫りになりました。

不満層も26.9%と少なくありません。

ユニフォーム満足度調査の円グラフ

満足理由のトップは「動きやすさ」(53.1%)。

機能性が重視される一方で、「デザイン」「着心地」「丈夫さ」「洗濯のしやすさ」など多角的な評価が求められていることが分かります。

ユニフォームに関する調査結果グラフ

固定観念や身体的ストレスが不満の主因に

ユニフォームに「不満・不便を感じたことがある」と答えたのは35.8%。

その具体的な声として「肌を出したくないのにスカート指定」「性別ごとの形態指定」「自分らしさが表現できない」など、ジェンダー規範や個人の尊厳に関連する不満が目立ちます。

ユニフォーム不満に関する円グラフ、35.8%が不満を持つ

現場では「着心地が悪い」「カラー・デザインが好みでない」「ヒール指定で身体が辛い」といった声に加え、「自分に合わない服装でお客様から心無い言葉を受けた」という深刻な体験も寄せられており、“固定観念”が働く意欲を削ぎ、生産性や心理的安全性を低下させる要因となっています。

理想のユニフォームに重視されるのは「動きやすさ」と「自分らしさ」

理想のユニフォームに求める最優先条件については、「動きやすさ」(47.8%)が最多でしたが、「デザイン」(17.9%)や「着心地」(14.2%)、「サイズ展開」「季節ごとの対応」も求められるなど、多様化が進んでいます。

接客スタッフが求めるユニフォームの条件に関する調査結果

「動きやすさ」を挙げた理由として「業務効率向上」や「疲れにくさ」が多く、「デザイン」や「着心地」には「自分らしく働きたい」「やる気やモチベーション向上につながる」という自己表現欲や心理的側面を重視する声も浮き上がりました。

まとめ

今回の調査から、接客現場のユニフォームには未だに固定観念や性別規定が残っており、3人に1人が不満や違和感を抱いていることが明らかとなりました。

しかし、多くの現場では「動きやすさ」だけでなく、「自分らしさ」や「着心地」といった現代的な価値観への配慮が求められています。

新しい時代のユニフォームは、スタッフの意欲と尊厳を大切にし、働く環境をより快適にするための大きなカギ。

ユニフォームの見直しを検討する際には、「スタッフ一人ひとりの声」を反映させることが、サービス品質の向上や離職率の改善につながると言えるでしょう。

※本記事はPR TIMESのリリースを元にE START AIライターが執筆しています。

情報提供元: PR TIMES