歌手デビュー50周年を迎えた山本譲二さんが22日、タワーレコード渋谷店で11月12日〜24日まで開催されているポップアップショップ「俺にはお前が最後のタワレコ」イベントに、妻の悦子さんを伴って登場し、74歳にして人生初の「お渡し会」を行いました。
【写真を見る】【山本譲二】ほっぺにチュー! 妻の悦子さん同伴で「お渡し会」初体験。「離婚の危機も2回ほど…」
山本さんは“タワーレコードさんが2週間も僕のコーナーを作ってくださって、本当に感謝しています”と語りつつ、人生初の「お渡し会」について、“僕 なんにも知らずに来たので、買ってくださったお客様に 歌の1曲でも歌って恩返しをしようかな…という気持ちで来たんです。マイクもないなら、家からギターを持ってきて、新曲なり「みちのくひとり旅」なりを歌おうと思ったんだけど、「それもしなくていい」と言われたので、今ぼーっとしてます”と、戸惑った様子で語りました。
50周年について “北島(三郎)の親父に出会い、妻に出会い、吉幾三と細川たかしに支えられて 頑張れた50年かな”と、サラッと振り返っていました。
また「いい夫婦の日」のイベントについて聞かれると “いい夫婦かどうか 僕らは分からないです。今日、大谷選手と奥様の2ショット会見を見ましたけど、本当に素晴らしいですよね。グータッチなんかしてね” と、うらやみつつ “うちの夫婦は違うんですよ。朝起きて目を合わせると「まさか何か食べたいって言うんじゃないでしょうね?」ってところから始まるんですよ。昨日の晩飯もシュウマイ弁当。1日2回ため息を吐きます”と嘆いて笑わせつつ、“頭が上がらないですよね”とため息を漏らしていました。
そんな山本さんに 悦子夫人は “最後の女”かと尋ねると“結婚して40年近くなりますけど、ずっと最後の女ですよ。何が聞きたいんですか(笑)そりゃ、いろいろありましたけど「すいません」と。離婚届も目の前に2回出されたことがありますけど、そういう艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて、いい夫婦の日を迎えられているわけです”と笑顔で語りました。
今後については “孫があと10年で17歳、高2かな?どんな大人になっているのか見守っていたい。だから大変申し訳ないけど、そのくらいまでは歌わせてください”と殊勝に頭を下げていました。
そんな初孫の雅也くん(7)を溺愛する譲二さん。店内に飾られた自身の歴史パネルの「#ギャンブル」欄には「ピーク時は年間3000レースにつぎ込む傾倒ぶり。悦子夫人が隠していた 1500万円のタンス預金を使い切るエピソードを持つほどの競艇ファンだったが、孫の誕生を機に卒業」と記されていました。
詳細を問われた山本さんは “平和島で1日300万円で、次の日が500万円。次の日に頭に来て700万円。3日でなくなった” とボヤきつつ “いい時代だった。景気もよく僕ら歌い手も稼げていた時代。ここだけの話ですけど、北島のオヤジに9000万円借金しまして、銀行に1億5000万円借りた。オヤジの借金は30ヶ月で返した。そのほかにギャンブルですから。相当、稼いでいた。平和島には もう行きませんけど、それまでは平和島に行く度に「この柱、俺が出してるんじゃないか」と思ったりしました”と悔やむと、悦子さんは“(1500万円は)本来、払わなきゃいけないお金で…” と裏話を語りだし、山本さんは “この話は、あまり面白くないので、話題を変えましょう”と、慌てた様子で割り込み、笑いを誘っていました。
最後のフォトセッションでは、報道陣からキスショットをねだられ 照れながら悦子さんの頬にキスをする「いい夫婦」の山本譲二さん夫妻でした。
【担当:芸能情報ステーション】
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