エンタメ
2025-11-08 18:00
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』への出演発表時、“物語の鍵を握る重要な役どころ”という情報のみだった目黒蓮演じる謎の人物。そこから約2カ月、11月2日放送の第4話でようやくその正体の一端が解禁された。男の名は中条耕一、佐藤浩市演じる山王耕造の隠し子、新たな情報はここまで。まだまだ謎は残る。
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11月9日放送の第5話では、その人物像により迫っていくような展開が描かれる。そんな耕一を演じる目黒は、第1話からのナレーションも担当。3話までは声のみの出演だったが、カメラ前での芝居にも劣らない、あるこだわりを持って臨んでいるという。
■ふとした“仕草”から汲み取る親子の共通項
――今回演じられる中条耕一は第4話放送まで役名すら伏せられていたため、どんな役柄でいつ登場するのか、ネットニュースやSNSなどでもさまざまな憶測が飛び交い話題となっていました。
皆さん考えてくださっているんだなと思いました(笑)。グループのメンバーもみんなで「この役なんじゃないか?」とか「こういう人なんじゃないか」みたいな予想合戦をしてくれていましたが、役柄については事前にスタッフの方から「いっぱい走っておいてください」と言われていた話をヒントに、一貫して「僕は馬なんだ!」っていうことを言い続けて、なんとかその場を切り抜けてました(笑)。
――役柄についてまだ多くを明かせない部分もあると思いますが、耕一を演じるにあたって意識していることを可能な範囲で教えてください。
そうですね…ようやく出てきたなと思っても、まだ言えないことがたくさんあるので…(苦笑)。耕一を演じるにあたっては、父親である山王耕造のちょっとした座り方とか佇まいなんかも意識してます。浩市さんが演じられている耕造をしっかり見て、全てではないですが「あ、親子なんだな」って分かるようなポイントをピックアップして、自分のお芝居の中に取り入れてみたり。
役柄が伏せられている状態で、耕一のビジュアルから皆さんがイメージするキャラクターの雰囲気と近いものもあれば、少しズレているところも演じる上では意識していて。あまり一緒くたにならないようなキャラクターになったらいいなと思って、(演出の)塚原さんといろいろ話し合いながら一緒にやらせていただいてます。
――物語の途中から登場する役柄ならではの難しさなどはありますか?
皆さんクランクインされていて、チームとしての形が出来上がっている中、そこに途中から加わるという経験もあまりないので、そういったところでの緊張感はありました。でもキャスト・スタッフの皆さんが本当に優しくて。
妻夫木さんと浩市さんのお二方は本番ギリギリまで話していても、すぐ役に切り替えてお芝居されているんですけど、浩市さんが「俺たちは本番ですぐ切り替えられるけど、もし蓮がそれでやりづらかったり、“なんかこの人たちずっと話しているな”とか思うようだったら、全然言ってね」って、優しく声をかけてくださって。「全然そんなことないです!」みたいな話をしたんですけど、座長の妻夫木さんや浩市さんたちが中心になって、途中から入る僕でも入りやすい環境を作ってくださっているんだな、って強く感じました。
■“ストーリーを組み立てる”ナレーションへのこだわり
――今作ではナレーションも担当されていますが、口調や声色など特に気をつけていたり、こだわっている部分などはありますか?
自分がナレーションをする意味、ということを考えてやっています。競馬の世界を皆さんに分かりやすく説明するということも、もちろん大切にしていますが、それだけではない、分かりやすいところだけではない、ということを意識してます。
――目黒さんらしさを出しつつ、ドラマを観ている皆さんにも分かりやすいナレーション、的なニュアンスでしょうか?
それもありますが、そこにただ声を当てているだけではなくて、後々に明かされてくる別の意味もある、といったようなストーリーを自分の中で組み立てながらやっています。
――第3話まではナレーションのみでの出演でしたが、周囲からの反響はどうでしたか?
グループのメンバーも深澤くんや阿部ちゃんがドラマを観てくれていて、1話の放送後すぐに連絡をくれて「役は判明しなかったけど、ナレーションの声すごく良かったよ」って言ってくれました。あと妻夫木さんが現場で褒めてくださったり、原作者の早見さんに「あのくだりの流れも良かったね」みたいなことも言っていただけた時は、すごくうれしく感じています。
■恩返しは「目黒でよかった」と思われるような芝居で
――今作は“継承”が一つのテーマとなっていますが、目黒さんが身を置く芸能の世界もさまざまな形で“継承”されていく部分もあるかと思います。これまでに“この人のこういう芸を習得したい”など、目黒さんが目標や指標とされた方はどなたかいらっしゃいますか?
まさに今この現場で、そのようなことを自分自身ものすごく感じてるのかなと思います。この作品は人間の継承の物語でもありますけど、僕自身も現場で妻夫木さんや浩市さんのお芝居を見て、一緒に物作りをしていく中で、一つでも多くのものを拾っていって自分のものにして、“継承するんだ”という気持ちで取り組んでいるところなんです。
――今作で初共演となる妻夫木さんの印象や、実際に現場で共演されて感じたことなどはありますか?
妻夫木さんは優しさがにじみ出てるようなイメージの方で、やっぱり実際お会いさせていただいてからも「優しいなぁ」っていう(笑)。僕のクランクイン前から今でも頻繁に連絡をくださいますし、撮影の合間には「あ、ちょっとそこ立ってて、写真撮るから!」って、まるで妻夫木さん演じる栗須の秘書的なテンションで僕の写真を撮ってくださったり(笑)。
なんかお父さんのような、お兄さんのような、本当に優しくて愛がある方なので、「目黒でよかった」って思ってもらえるような良い芝居をして、いただいた愛を少しでも返したいなと思ってます。
■いい意味での“混沌”が訪れる第5話
――目黒さんが思う、この作品の魅力を教えてください。
魅力はいっぱいあると思うんですけど、レースのシーンで気づいたら前のめりになって応援してるみたいな、ちょっと熱くなるものがあったり、そんなつもりなかったのに見てたらちょっと涙が出てくるような、そんな魅力もある作品だと思っています。
――第5話の見どころについても、聞かせてください。
第4話で耕造に隠し子がいることが分かったことを受けて、第5話では耕造の過去やその背景をさらに深掘りしていくお話になっています。また一つ“ザ・ロイヤルファミリー”という物語が、いい意味でちょっと混沌としてくるというか。早く続きが観たくなるような展開になっていると思います。
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■ふとした“仕草”から汲み取る親子の共通項
――今回演じられる中条耕一は第4話放送まで役名すら伏せられていたため、どんな役柄でいつ登場するのか、ネットニュースやSNSなどでもさまざまな憶測が飛び交い話題となっていました。
皆さん考えてくださっているんだなと思いました(笑)。グループのメンバーもみんなで「この役なんじゃないか?」とか「こういう人なんじゃないか」みたいな予想合戦をしてくれていましたが、役柄については事前にスタッフの方から「いっぱい走っておいてください」と言われていた話をヒントに、一貫して「僕は馬なんだ!」っていうことを言い続けて、なんとかその場を切り抜けてました(笑)。
――役柄についてまだ多くを明かせない部分もあると思いますが、耕一を演じるにあたって意識していることを可能な範囲で教えてください。
そうですね…ようやく出てきたなと思っても、まだ言えないことがたくさんあるので…(苦笑)。耕一を演じるにあたっては、父親である山王耕造のちょっとした座り方とか佇まいなんかも意識してます。浩市さんが演じられている耕造をしっかり見て、全てではないですが「あ、親子なんだな」って分かるようなポイントをピックアップして、自分のお芝居の中に取り入れてみたり。
役柄が伏せられている状態で、耕一のビジュアルから皆さんがイメージするキャラクターの雰囲気と近いものもあれば、少しズレているところも演じる上では意識していて。あまり一緒くたにならないようなキャラクターになったらいいなと思って、(演出の)塚原さんといろいろ話し合いながら一緒にやらせていただいてます。
――物語の途中から登場する役柄ならではの難しさなどはありますか?
皆さんクランクインされていて、チームとしての形が出来上がっている中、そこに途中から加わるという経験もあまりないので、そういったところでの緊張感はありました。でもキャスト・スタッフの皆さんが本当に優しくて。
妻夫木さんと浩市さんのお二方は本番ギリギリまで話していても、すぐ役に切り替えてお芝居されているんですけど、浩市さんが「俺たちは本番ですぐ切り替えられるけど、もし蓮がそれでやりづらかったり、“なんかこの人たちずっと話しているな”とか思うようだったら、全然言ってね」って、優しく声をかけてくださって。「全然そんなことないです!」みたいな話をしたんですけど、座長の妻夫木さんや浩市さんたちが中心になって、途中から入る僕でも入りやすい環境を作ってくださっているんだな、って強く感じました。
■“ストーリーを組み立てる”ナレーションへのこだわり
――今作ではナレーションも担当されていますが、口調や声色など特に気をつけていたり、こだわっている部分などはありますか?
自分がナレーションをする意味、ということを考えてやっています。競馬の世界を皆さんに分かりやすく説明するということも、もちろん大切にしていますが、それだけではない、分かりやすいところだけではない、ということを意識してます。
――目黒さんらしさを出しつつ、ドラマを観ている皆さんにも分かりやすいナレーション、的なニュアンスでしょうか?
それもありますが、そこにただ声を当てているだけではなくて、後々に明かされてくる別の意味もある、といったようなストーリーを自分の中で組み立てながらやっています。
――第3話まではナレーションのみでの出演でしたが、周囲からの反響はどうでしたか?
グループのメンバーも深澤くんや阿部ちゃんがドラマを観てくれていて、1話の放送後すぐに連絡をくれて「役は判明しなかったけど、ナレーションの声すごく良かったよ」って言ってくれました。あと妻夫木さんが現場で褒めてくださったり、原作者の早見さんに「あのくだりの流れも良かったね」みたいなことも言っていただけた時は、すごくうれしく感じています。
■恩返しは「目黒でよかった」と思われるような芝居で
――今作は“継承”が一つのテーマとなっていますが、目黒さんが身を置く芸能の世界もさまざまな形で“継承”されていく部分もあるかと思います。これまでに“この人のこういう芸を習得したい”など、目黒さんが目標や指標とされた方はどなたかいらっしゃいますか?
まさに今この現場で、そのようなことを自分自身ものすごく感じてるのかなと思います。この作品は人間の継承の物語でもありますけど、僕自身も現場で妻夫木さんや浩市さんのお芝居を見て、一緒に物作りをしていく中で、一つでも多くのものを拾っていって自分のものにして、“継承するんだ”という気持ちで取り組んでいるところなんです。
――今作で初共演となる妻夫木さんの印象や、実際に現場で共演されて感じたことなどはありますか?
妻夫木さんは優しさがにじみ出てるようなイメージの方で、やっぱり実際お会いさせていただいてからも「優しいなぁ」っていう(笑)。僕のクランクイン前から今でも頻繁に連絡をくださいますし、撮影の合間には「あ、ちょっとそこ立ってて、写真撮るから!」って、まるで妻夫木さん演じる栗須の秘書的なテンションで僕の写真を撮ってくださったり(笑)。
なんかお父さんのような、お兄さんのような、本当に優しくて愛がある方なので、「目黒でよかった」って思ってもらえるような良い芝居をして、いただいた愛を少しでも返したいなと思ってます。
■いい意味での“混沌”が訪れる第5話
――目黒さんが思う、この作品の魅力を教えてください。
魅力はいっぱいあると思うんですけど、レースのシーンで気づいたら前のめりになって応援してるみたいな、ちょっと熱くなるものがあったり、そんなつもりなかったのに見てたらちょっと涙が出てくるような、そんな魅力もある作品だと思っています。
――第5話の見どころについても、聞かせてください。
第4話で耕造に隠し子がいることが分かったことを受けて、第5話では耕造の過去やその背景をさらに深掘りしていくお話になっています。また一つ“ザ・ロイヤルファミリー”という物語が、いい意味でちょっと混沌としてくるというか。早く続きが観たくなるような展開になっていると思います。
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