Amazonのプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」で独占配信される新ドラマシリーズ『人間標本』（12月19日より全5話一挙配信）のキャラクター相関図が公開された。榊史朗（西島秀俊）と息子・至（市川染五郎）を中心に、禁断の物語を形作る多彩な人物たちの姿が並び、それぞれが胸に秘めた想いを抱えながら、複雑に絡み合っていく“濃密な人間ドラマ”を予感させる。

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　本作は、“イヤミスの女王”湊かなえによる同名小説を原作に、蝶研究の権威である榊史朗が、自分の息子を含む少年6人を「人間標本」にしたと告白する衝撃のミステリーサスペンス。

　相関図に登場するのは、史朗と至に深く関わる存在として描かれる一之瀬留美（宮沢りえ）とその娘・杏奈（伊東蒼）。そして、留美に芸術的才能を見出される少年たち――白瀬透（荒木飛羽）、赤羽輝（山中柔太朗）、石岡翔（黒崎煌代）、深沢蒼（松本怜生）、黒岩大（秋谷郁甫）。さらに、史朗の父・一朗（村上淳）、母・こずえ（河井青葉）、留美の父・公彦（村田秀亮（とろサーモン））、佐和子（市川実和子）などの姿も明らかに。

　留美は“色彩の魔術師”として世界的名声を誇るアーティストで、史朗とは異なる形で“芸術”を追求する人物。留美の存在が榊親子の歩む運命と交錯することで、物語にさらなる深みを与える。独自の感性を持つ杏奈を含め、一之瀬家の人物たちが何を知り、何を秘めているのか──その静かな緊張感が相関図からもうかがえる。

■あらすじ
　盛夏の山中で発見された六人の美少年の遺体――自首したのは有名大学教授で蝶研究の権威・榊史朗だった。幼少期から蝶の標本作りを通し、「美を永遠に留める」執念に取り憑かれた男は、最愛の息子までも標本に変えてしまう。蝶に魅せられた史朗は、なぜ事件を起こしたのか。その狂気の犯行の真相は、複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく……。

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