■『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目（28日、東京・渋谷 NHKホール）

　今年デビューしたガールズグループ・HANA（CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINA）は初出場でデビューシングル「ROSE」を歌唱する。リハーサルを終えた感想を聞かれると「ワーオ」「本物だ」と初々しく喜びを語った。

【集合ショット】素敵！色とりどりの髪色で登場したHANA

　KOHARUは「そろそろ本番が近づいてきて、私たちもコンディションを整えている所存…最中でございます」と緊張気味に意気込んで和ませる。続けて歌唱曲「ROSE」について「大切なデビュー曲。HANAが伝えたいメッセージが込められている。デビュー1年の集大成がみせられるように頑張ります」と掲げた。

　「ワーオ！」の感想に込めた気持ちについてMAHINAは「会場がすごく広くてセットも大きくて、『わ～ぁ』って感じでした」と明かす一方でCHIKAは「変わらずいつもどおり、声と思いをみている人に伝える。紅白をみている人たちみんなに伝わればいいな」と気を引き締めた。

　紅白では、プロデューサーのラッパー・シンガーちゃんみなも初出場で、HANAと連続でステージを飾る。MOMOKAは「尊敬するちゃんみなさんと同じステージがうれしいのもかかわらず前後でびっくり。ちゃんみなさんのためにもみなさんのためにも頑張って歌おうと思います」と笑顔。裏で、ちゃんみなとも対面したそうでKOHARUは「まるで他人かのように『おはようございます。今度ご飯でも…』みたいにいわれちゃって。でもいつもどおり（笑）」と交流を明かした。

　大活躍の1年にMAHINAは「HANA全体として成長した年。大切な仲間、多くの方に助けてられて、大好きな仲間にも出会えましたし夢のような1年でした」と感慨に浸り、YURIは「最初は追いついていないという話をしていたんですけど最初はみんなで協力して支え合いながら活動できている。1年ももうすぐ終わるということでギアをあげて、パフォーマンスを精一杯伝えていきたい」と前向きに明かした。

　この1年を漢字一文字で“いっせーのせ”で「花」と回答。「たまたま」と顔を見合わせて笑いを交えつつ、NAOKOは「花は最初蕾で、咲くために頑張る。ちゃんみなさんが栄養や水を与えてくださって私たちが頑張って咲く。めちゃくちゃ大変だし、苦しかったりもあるんですけどいろんなステージにたくさん出させてもらって『きょうも咲かせよう』としてきた1年だった。（紅白は）締めくくりで大輪を咲かせられるように頑張りたいです」と意気込み。

　来年に向けJISOOは「来年は初アルバムやホールツアーもあるのでもっとたくさんの方々に会いたいと思います」と展望した。

　放送100年の節目となる今年の紅白のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。

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