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染谷将太、“廃用身”切断を淡々と説得…「何か怖いの?」狂気の医師役で怪演

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2026-05-12 17:00
染谷将太、“廃用身”切断を淡々と説得…「何か怖いの?」狂気の医師役で怪演
映画『廃用身』(5月15日公開) (C)2025 N.R.E.
 俳優の染谷将太が主演する映画『廃用身』が、5月15日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。このたび、本編映像が解禁され、“廃用身”切断を患者に提案する医師・漆原糾を演じる染谷の怪演ぶりが明らかになった。

【動画】映画『廃用身』本編映像(切断説得シーン)

 原作は、現役医師作家としても知られる久坂部羊のデビュー小説『廃用身』(幻冬舎文庫)。外務省医務官を経て在宅訪問医として活動する久坂部が描いた衝撃作で、出版当時は「映像化、絶対不可能!」と大きな話題を呼んだ。

 監督・脚本を務めるのは、吉田光希。学生時代に原作へ衝撃を受けて以来、20年にわたり温め続けてきた執念の企画だ。

 ある町のデイケア「異人坂クリニック」の漆原院長(染谷)は、“画期的な”治療を考案。究極のコスパの良い介護を目指すその医療行為は、廃用身(麻痺などにより、回復見込みがない手足のこと)をめぐる、従来の常識を覆すものだった。

 治療の結果、「身体も心も軽くなった」、「厳しい性格が柔らかくなった」などと予想外の“好ましい副作用”が現れたという噂を聞きつけた編集者・矢倉(北村有起哉)は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ取り、漆原に本の出版を持ちかける。しかし、デイケアに関するとある内部告発が週刊誌に流出。さらに、患者宅で起きた衝撃の事件をきっかけに、すべてが暗転していく――。

 今回解禁された映像では、異人坂クリニックの一室で、患者・岩上(六平直政)の“廃用身”切断について説明する漆原の姿が映し出される。看護師・内野(中井友望)が「あの、私ちょっと怖いです。こんなこと言っていいのかわかんないですけど……」と不安を口にすると、漆原は「何か怖いの?」と微笑みながら返答。

 さらに、「これは、突拍子もない考え方だということはわかっています。でも、輸血や臓器移植が初めて試された時はどうだったと思う?」と淡々と語り、「これをやったらきっとよくなるっていう、医師としての勘のようなものがあるんです」と続ける。

 そこには躊躇も迷いもなく、ただ確信だけが存在している。正気と狂気の境界が曖昧になっていく空気感と、“Aケア”という不可逆な選択が現実味を帯びて迫ってくる恐怖が、静かに観客を追い詰める映像となっている。

 “治療”なのか、“狂気”なのか――。染谷の異様な説得力が、観る者の倫理観さえ揺さぶってくるような映像となっている。


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