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藤本タツキ原作『庭には二羽ニワトリがいた。』アヌシーで公式上映 長屋誠志郎監督「ちっぽけさを思い知った」

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2026-06-29 20:53
藤本タツキ原作『庭には二羽ニワトリがいた。』アヌシーで公式上映 長屋誠志郎監督「ちっぽけさを思い知った」
「アヌシー国際アニメーション映画祭2026 」Midnight Short Film Competitionで正式上映された『庭には二羽ニワトリがいた。』(C)藤本タツキ/集英社・「藤本タツキ 17-26」製作委員会
 フランスで開催された「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」(現地時間6月21日~27日)で、藤本タツキの短編漫画を原作とするアニメ『庭には二羽ニワトリがいた。』が、現地時間24日に公式上映された。映画祭に参加した長屋誠志郎監督からコメントが届いた。

【動画】『藤本タツキ 17-26』予告編

 本作は、後に『チェンソーマン』や『ルックバック』を手がける藤本が、漫画賞に初めて投稿した短編を原作に、長屋が脚本・監督を務めてアニメ化した作品。宇宙人との戦争で人類が滅びたとされる地球を舞台に、宇宙人の学生・陽平が学校で世話をする二羽のニワトリに隠された秘密を描く。キャラクターデザインはもああんが担当。アニメーション制作はZEXCS。キャストには小野賢章、桜井しおん、浦和希、斉藤貴美子、岩田光央が名を連ねている。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は、毎年フランスで開催される世界最大級のアニメーション映画祭。本作は、ホラーやスリラー、クライムなど、エッジの効いた個性的な短編アニメーションを上映する公式コンペティション部門「Midnight Short Film Competition」に選出された。

 長屋監督は、「初めて踏んだアヌシーの地、世界中の才能ある監督たちの仕事に触れました。街中でアニメーターたちがめっちゃスケッチをしてました」と振り返り、「英語もフランス語もほとんどわからないし、ビジネスの場では現地の方々のプレゼンに圧倒され、華々しい授賞式も参加させてもらいましたが、自分のちっぽけさを思い知らされ、さながら校庭の片隅で生きるユウトやアミのような気持ちでいました」と率直な心境を明かした。

 惜しくも受賞は逃したものの、「公式スクリーニングの上映後、盛大な拍手と歓声をいただき、隣に座っていたスペインの監督から握手を求められたのが印象に強く残りました。スタッフの方々と、ご鑑賞いただいた皆様のおかげです。携わった全ての方の力が無ければ、この場に連れてきてもらうことはできませんでした。改めて、ありがとうございました」と感謝を伝えている。

 本作は、藤本が17歳から26歳までに描いた短編8作品をアニメ化した『藤本タツキ 17-26』に収録。シリーズはPrime Videoで世界独占配信中で、9月30日にはBlu-rayの発売も予定されている。


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