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小津安二郎の知られざる素顔に迫るドキュメンタリー、10月公開 黒沢清監督らが魅力を語る

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2026-08-20 21:12
小津安二郎の知られざる素顔に迫るドキュメンタリー、10月公開 黒沢清監督らが魅力を語る
『The Ozu Diaries/小津ダイアリー』(10月9日より全国順次公開)© 2025 Adama Films; Photo: Shochiku Co., Ltd.
 映画監督・小津安二郎の人生や創作の原点をひもとくドキュメンタリー映画『The Ozu Diaries/小津ダイアリー』が、10月9日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開されることが決定。予告編とメインビジュアルが解禁された。

【動画】『The Ozu Diaries/小津ダイアリー』予告編

 本作は、アカデミー賞にノミネートされた経歴を持つダニエル・レイム監督が、小津の日記やノート、書簡、写真インタビューなどを通じて、巨匠の知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。これまで広く公開されてこなかったホームムービーも使用されている。

 黒沢清、ヴィム・ヴェンダース、リュック・ダルデンヌ、ツァイ・ミンリャンら国内外の映画監督が、小津作品の魅力や後世に与えた影響を考察。俳優の香川京子や城澤勇夫、プロデューサーの山内静夫ら、小津と同じ時代を過ごした映画人の回想も収められている。

 小津自身が残した言葉と貴重な資料を手がかりに、その人生や思想をたどるとともに、個人的な喪失や戦争の記憶を、どのように『晩春』『麥秋』『東京物語』『秋刀魚の味』などの名作へ昇華していったのかを探る。

 小津の生誕120年を記念して製作され、2025年初夏に完成。同年の「第82回ベネチア国際映画祭」クラシックス部門でワールドプレミア上映された。その後、「第38回東京国際映画祭」でジャパンプレミアを迎え、これまでに世界18ヶ国30都市で上映。北米、フランス、スペイン、韓国での配給も決定している。

 日本公開を記念し、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では、10月9日から29日まで小津監督作品11本の特集上映も開催される。

 上映されるのは、4Kデジタル修復版の『大人の見る繪本 生まれてはみたけれど』『非常線の女』『父ありき』『長屋紳士録』『風の中の牝鶏』『晩春』『麥秋』『東京物語』と、デジタル修復版の『彼岸花』『お早よう』『秋刀魚の味』。

 公開に先駆け、9月28日には同劇場で、来日するレイム監督と、本作にインタビュー出演している黒沢監督の対談付き先行上映が行われる。

 また、小津ゆかりの地で開催される「第29回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」では、9月26日に本作を上映。終了後にはレイム監督、プロデューサーの町田雪氏、声の出演を務めた俳優・エッセイストの中井貴惠によるトークイベントも予定されている。


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