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毎熊克哉&小島梨里杏、渡辺淳一さんの“問題作”の映画に出演 お城のシーンの裏話「生きてる城にしたかった」

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2026-10-20 19:50
毎熊克哉&小島梨里杏、渡辺淳一さんの“問題作”の映画に出演 お城のシーンの裏話「生きてる城にしたかった」
(左から)毎熊克哉、小島梨里杏 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の毎熊克哉、小島梨里杏、吉田羊、渡邉直子監督が20日、都内で行われた映画『月がみている』(11月20日公開)の完成披露イベントに参加した。

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 本作は、『失楽園』『愛の流刑地』などで知られる作家・渡辺淳一さんの小説『シャトウ ルージュ』を、娘の渡邉直子監督がメガホンを取って映画化。父が遺した物語を新たな視点で再構築し、愛と性をめぐる男女のすれ違いと再生を描く。

 順風満帆に見えた結婚生活にすれ違いを抱える克彦(毎熊)は、妻・月子(小島)を、“性のレッスン”を施すという古城・シャトウに幽閉しようと目論むという、衝撃的な設定の本作。撮影の約7割はフランスで行われ、実在する古城も使用した映像美も見どころの1つとなっている。シャトウで暮らす謎めいた女性・エヴァは吉田が演じる。

 渡辺淳一さんの“問題作”とも呼ばれる本作に出演した経緯も。毎熊は「最初にお話いただいて、渡辺淳一先生の原作というのも衝撃はあったんですけど、それを娘の直子さんが監督をして、時代設定だったり、新しい女性の視点も入るというのが一番興味深かった。それをできるのは、もう一人しかいないよな、と。他の人にはなかなかやりづらいチャレンジだったと思うので、そこにすごく面白みを感じました」と振り返る。

 そして改めて克彦について「まぁ、ひどい男なんです。本当にひどいんですよ。ずっと最後までひどいなと思いながら、僕も俳優としてはひどい人間を演じるのに、どちらかというとやりがいを感じるタイプでして。なので、このとても嫌悪感を抱きそうなキャラクターの嫌な部分が目立ってるかもしれないけど、でも人間なので何か理由があるし、いい部分もあるし、すごく多面的なまあキャラクターにできるような挑戦が、この役ではできるのかなって。監督とも話をする時間を作ってもらって『それだったら喜んでやらせていただきたいな』と参加することにしました」と明かした。

 古城での撮影秘話も。毎熊は「城は、ある意味この作品には絶対必要。寺じゃダメなんですよね。やっぱりあの城じゃなきゃダメなんですよ。行って感じました」と断言。自身は城での撮影シーンは多くなかったというが「何回かしか行ってないんですけど、お城だったりとかお城にたどり着くまでの道だったりとか、田舎町なんですけど日本の田舎町とはまたちょっと違う淡さみたいものがあって。緑も淡いし、光もちょっと淡い。そういう世界観に身を投じて長い期間、ぜいたくな撮影期間があった。本当に横着して日本で撮らないでよかったなと思いました」と笑顔で語った。

 小島は「お城があった場所が本当に自然豊かで、すごく素敵なんですよ。実際に、このお城に猫ちゃんが住んでいて。私、猫がすごく好きなので、とても心が洗われる思いでした」と明かした。お城には住人もいたそうで渡邉監督は「たくさんの城をロケハンで回ったんですけど、やっぱり生きてる城にしたかったんですよ。空き家ではなくて。今も2000ぐらいお城があるので、空き家ではなくて、今も誰かが住んでいる生きてる感じがするお城にしたかったんです」と裏話を語っていた。

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