E START

E START トップページ > ニュース > スポーツ

大谷翔平選手がMLB史上初の「指名打者」専任でMVPを受賞 獲得の要因は?【サンデーモーニング】

スポーツ
2024-11-24 15:23

大谷翔平選手が「指名打者」専任としては初のMVPを受賞。獲得に至った理由とは?


【写真を見る】大谷翔平選手がMLB史上初の「指名打者」専任でMVPを受賞 獲得の要因は?【サンデーモーニング】


メジャー史上初「DH」でのMVP もう1回MVPとれば歴代単独2位に

MVPの受賞は今回で3回目となる大谷翔平選手。


これまで3回受賞した選手は、エンゼルス時代のチームメイトであるM・トラウト選手や、A・ロッドことロドリゲス選手、J・ディマジオ選手など合わせて11人います。

その上にいるのは、7回も受賞しているバリー・ボンズ選手だけ。

大谷選手がもう1回MVPを取れば、歴代単独2位となります。


「DH」としてのMVP受賞はメジャー史上初 何が凄いのか?

これまではピッチャーとの二刀流での成績が評価されての受賞でしたが、今回凄いのは、「DH=守備に就くことのない“指名打者”」専任としてメジャー史上初めて選ばれたことです。


このDH制は、2022年に「大谷ルール」と呼ばれる変更がありました。


ピッチャーとして先発した場合、降板した後もDHとして試合に出続けることが可能になり、二刀流で打席に立つ機会が増えたのです。

一方で、MVPの選考では「走攻守」の3つが揃っていることが重視されるため、守備に就かないDHの選手は圧倒的に不利となります。


例えば、2006年のMVP候補になったD・オルティス選手は、今シーズンの大谷選手と同じくホームランと打点の二冠を獲得し、打者としては申し分ない成績を残していましたが、MVPは獲得できませんでした。

では大谷選手は何が違ったのでしょうか。


守備はなくても“走り”で評価 今シーズンは「史上初づくし」

この時、オルティス選手の盗塁は1でしたが、今回、大谷選手は59盗塁。


「走攻守」のうち「守備」はなくても、「走り」の評価で大幅にプラスになったわけです。

今季は“史上初”づくしとなった大谷選手。


ホームランと盗塁数の「50-50」を初めて達成。

最も優れたバッターに贈られる「ハンク・アーロン賞」を両リーグで受賞したのも初。

リーグをまたいでの2年連続MVPというのも史上初めてです。


肘の手術により、今季は二刀流を封印してきた大谷選手。

来シーズンは、野球界の常識を破って、最も優秀なピッチャーに贈られる「サイ・ヤング賞」を手にする姿が見られるかもしれません。


「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】
右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

この記事へのFacebookのコメント

人気記事

ページの先頭へ