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今季、4戦連続でショートトラックの日本記録をマークした田中希実(25)が18日、ケニア合宿、海外インドアレースを終え、帰国した。22日には福岡で開催されるクロスカントリーの大会に出場予定。
【写真を見る】田中希実が帰国 4戦連続日本新も「世界に通用してない部分が多々あった」
田中は室内ツアー初戦となる今月1日に1000mで2分39秒06の日本新記録で優勝。3日の女子1マイル(約1600m)でも4分28秒54の日本記録を更新した。8日のミルローズ・ゲームでは3000mに出場し、自身の持つ日本記録を2秒51上回る8分33秒52をマークし、6位でフィニッシュ。そして、16日の5000mでも優勝し4戦連続で日本記録を更新する快走を見せた。
4戦連続4種目で日本記録に「嬉しいんですけど、順位的なものであったりとかレースの内容など、まだまだの世界に通用してない部分が多々あったと思うので、そういうところの課題も全体としていい経験になったと思います」と振り返った。さらに「(今までを考えると)この時期にないようなタイムで走ることができたので、これからのシーズンの弾みになるような結果だったと思う。ただ、海外の選手はインドアレースでも世界記録に匹敵するタイムを出すなど、今までの常識から考えられないところまできていると感じたし、改めて世界と戦う上での意識を変えていかなければならないと思った」と世界のトップとの差を強く感じた転戦だったことを明かした。
9月に開催される東京世界陸上の1500mと5000mの参加標準記録を突破している田中。「1500mも5000mも狙うことになったら、またたくさんのレースを走ることになるが、1本1本自分の中で最後まで走り切れたと思えるような走りができるようにしていきたい」と意気込んだ。
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