
■侍ジャパン強化試合 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本9ー0オランダ」 (6日 京セラドーム大阪)
井端弘和監督(49)が率いる侍ジャパンはオランダに快勝し、2連勝。試合は5回に佐藤輝明(25 阪神)の犠飛で先制すると、水谷瞬(23 日本ハム)の適時三塁打、大山悠輔(30 阪神)の代表初アーチなど打者11人の猛攻で7点を奪うなど計9得点。投手陣は先発の種市篤暉(26 ロッテ)から6投手が無失点でつなぎ、2戦連続の1安打完封リレーをみせオランダ代表を圧倒した。4度目の優勝、2度目の連覇を目指す第6回WBCはちょうど1年後の26年3月6日に東京ドームで初戦を迎える。
前日5日の対戦では、水谷瞬(23 日本ハム)の先頭打者弾で先制すると、その後も加点し5得点。投手陣も、先発・宮城大弥(23 オリックス)が3回パーフェクトの4奪三振、後を継いだ5投手でオランダ打線を1安打2四死球11奪三振に抑える完封リレーを見せた。
スタメンは1番セカンド・太田椋(24 オリックス)、2番サード・佐藤輝明(25 阪神)、3番レフト・水谷瞬(23 日本ハム)、4番ライト・万波中正(24 日本ハム)、5番DH・大山悠輔(30 阪神)、6番センター・梶原昂希(25 DeNA)、7番ファースト・廣瀨隆太(23 ソフトバンク)、8番キャッチャー・岸田行倫(28 巨人)、9番ショート・森敬斗(23 DeNA)のオーダーを組んだ。
相手先発右腕・マルティスに対し、先頭の太田が四球を選び、内野ゴロや暴投間に進塁し2死三塁も、万波が外角の直球で見逃し三振に打ち取られる。2回も先頭の大山が四球も後続が凡退。3回は3番手・スルバランに対し、1死から太田がショートのグラブを弾き、左前に転がるチーム初安打を放ち、2死から水谷が四球で出塁も、万波が三ゴロに倒れる。
先発の種市篤暉(26ロッテ)は先頭打者をフォークで3球三振に仕留め三者凡退に抑えると、2回は150キロを超える直球と、フォークを軸に三者凡退に封じ2回無失点で降板。最速は155キロだった。
3回からは大津亮介(26 ソフトバンク 初選出)が登板し、先頭打者を大きなカーブで空振り三振に抑えると、続く打者を一邪飛、見逃し三振と三者凡退。4回も制球良く三者凡退に封じ、2回、32球、3奪三振、無失点で降板。
打線は5回に4番手・ポステルマンを攻め立て、先頭の森が四球、盗塁を決め得点圏に進むと、太田一塁への進塁打で1死三塁。ここで佐藤輝のライトへの飛球は右翼手・ディダーが捕球できず後逸し(記録は犠飛、失策)1-0と先制。佐藤輝は三塁へ進み、水谷はレフトへ適時三塁打、万波はセンターへの犠飛で3-0と加点。さらに大山がレフトスタンドへ豪快に引っ張り込むソロ本塁打で畳みかけ4点目。さらに連続四球から、岸田の二遊間への打球がショートのグラブを弾き、転々とする間に、梶原が二塁から一気に生還。満塁から連続暴投もありこの回打者11人の猛攻で7点を奪う。
5回裏からは3番手・齋藤友貴哉(30 日本ハム 初選出)が初球から157キロを計測する圧巻の投球で三者凡退。6回裏は河野竜生(26 日本ハム 初選出)が打たせて取る投球で完全試合リレーを継続。
7回裏は杉山一樹(27 ソフトバンク 初選出)が1番からの相手打線をパーフェクトに抑える。直後の8回表には太田、代打・髙部の安打で2死一、二塁とすると、海野が左前適時打、梶原も中前適時打でつなぎ9-0。
8回裏からは曽谷龍平(24 オリックス 初選出)が登板。2死から、6番・クロースにフルカウントからスライダーを投じ詰まらせるも、打球はサード前へのボテボテの内野安打となり完全試合、ノーヒットノーランリレーはならず。それでも後続を二ゴロに打ち取ると、最終回も登板しリードを守り切りゲームセット。
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