
■MLB開幕シリーズ第2戦 ドジャースvsカブス(19日、東京ドーム)
ドジャースの佐々木朗希(23)がカブスとの開幕シリーズ第2戦でメジャーデビューを果たし、3回56球を投げて、被安打1、奪三振3、四死球5、失点1で勝ち投手の権利を得られず、マウンドを降りた。
「結果にかかわらず、持っているものを出すことに集中して。結果が出ると信じてやっていくしかない」と16日の会見で語った佐々木、大観衆の中、東京ドームのマウンドに立った。
ロッテ時代から使用しているあいみょんの曲で登場し、マウンドに立った佐々木。1回、1番・I.ハップ(30)の1球目は100マイル(161キロ)のストレート。ボールとなったが球場がどよめいた。ハップはカウント1-1からオールストレートでレフトフライ。2番・鈴木とのプロ初対戦は、1球目に101マイル(163キロ)をマーク。カウント3-2から6球目、99マイル(159キロ)のストレートで空振り三振、佐々木がマウンドで雄たけびをあげて、メジャー初三振を鈴木から奪った。
さらに3番・K.タッカー(28)にもストレート勝負、捉えられたように見えたが、力でねじ伏せてセンターフライと無失点。ベンチに戻ると大谷とハイタッチをした。
2回にドジャースが2点を先制するとその裏、点をとったあとの大事なイニング、先頭の4番・M.ブッシュ(27)にストレートが抜けて、四球。1死一塁で6番・D.スワンソン(31)の4球目、打者との勝負に集中してしまい、1塁走者にモーションを完全に盗まれて盗塁を許してしまった。さらにスワンソンにも四球。
1死一、二塁とピンチを招くと7番・P.クロウ=アームストロング(22)にはストレートを捉えられたが、ショートM.ロハス(36)の正面、そのままベースを踏み、併殺打でピンチを切り抜けた。
3回に2番・T.エドマン(29)の今季1号で3-0とリードしたが、その裏、1死から9番・J.バーティー(35)にサードへの内野安打を許すと、1番・ハップに四球、2番・鈴木にも連続四球。1死満塁で3番・タッカーにも四球と3者連続四球で押し出し、メジャー初失点となった。そこから開き直り、4番・ブッシュは外角低めのストレートで見逃し三振、5番・M.ショウ(23)はスライダーで空振り三振、2者連続三振で雄たけびをあげた。
打線は4回E.ヘルナンデスの2ランで5-1とリードするが、その裏からはルイス・ガルシアがマウンドに上がり、佐々木のメジャーデビュー戦は3回(56球)で降板となった。
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