
■大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準々決勝 第1戦 SAGA久光スプリングス 3-1 ヴィクトリーナ姫路 (20日、SAGAアリーナ)
バレーボールSVリーグ初代女王を目指すチャンピオンシップ。準々決勝第1戦が行われ、レギュラーシーズン(RS)6位のヴィクトリーナ姫路は、セットカウント1-3(15-25、22-25、25-20、19-25)で、同3位のSAGA久光スプリングスに敗れた。
SVリーグチャンピオンシップ。女子はレギュラーシーズンの上位8チームが出場し、2戦先勝のトーナメント方式で争われる。姫路は今季、SAGA久光とリーグ戦は2勝2敗の五分。昨年12月の皇后杯決勝ではフルセットにもつれる死闘を制し、初タイトルを獲得した。
姫路は第1セットを15-25で失うと、第2セットもSAGA久光のS.サムディ(26)、G.ザックマリー(33)の両外国人による強烈なスパイクや深澤めぐみ(22)のバックアタックなどでリードを許す。
それでも、13-17と4点を追う場面で長いラリーを制すと、連続ポイントで16-17と1点差まで詰め寄る。さらに佐々木千紘(27)がサーブで崩し20-20の同点に追いつく。その後も粘りのプレーを見せた姫路だったが、SAGA久光のサムディの強打に屈し、22-25で第2セットも取られる。
第3セット、姫路はロンドンオリンピック™銅メダルメンバーの大友愛さんの愛娘で、日本代表に2年ぶりに選出された秋本美空(18)を起用。打点の高いスパイクやブロックアウトに、井上愛里沙(29)の強打や一枚ブロックで12-9とリード。しかしSAGA久光のサービスエースなどで3連続得点を許し、15-14と1点差に詰め寄られる。それでも姫路は、秋本と同じ年の河俣心海(18)や宮部藍梨(26)が活躍し、25-20で奪った。
第4セット、6-6から、姫路はセッター・櫻井美樹(28)のツーアタックに、秋本のプッシュ、さらに井上も決めて9-6とリードする。しかし、16-12と姫路が4点リードの場面で長いラリーを相手に取られると、秋本のスパイクはアウト。さらにブロックでも止められ、連続得点を許すと流れはSAGA久光に傾き、17-18と逆転されてしまう。そのままSAGA久光の勢いを止めることができず、このセットを19-25で落とし、セットカウント1-3で敗れた。
3セット目からの出場となった秋本は「ワンタッチを狙おうとしたんですけどミスになってしまったのと、ブロックでシャットされてしまったので、明日もし入る時があれば、思い切りやるのもそうだけど、ミスしないでチームのためにできることを精一杯やりたい」と話し、「気持ちを切り替えて明日に向けて、もう一回集中して挑みたい」と前を向いた。
女子はもう1試合が行われ、RS1位の大阪マーヴェラスがRS8位のAstemoリヴァーレ茨城をストレートで下し2連勝で準決勝進出を決めた。女子準決勝の組み合わせは以下の通り。
【女子準決勝】
大阪マーヴェラス(RS1位)VS デンソーエアリービーズ(RS4位)
NECレッドロケッツ川崎(RS2位)VS ヴィクトリーナ姫路(RS6位)とSAGA久光スプリングス(RS3位)の勝者
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