
世界陸連のコンチネンタルツアー・ゴールド大会、ハンガリーグランプリが日本時間13日に行われ、棒高跳の世界記録保持者、A.デュプランティス(25、スウェーデン)が、自身の世界記録を1cm更新する6m29で優勝した。デュプランティスの世界記録更新は13回目となる。
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6m11に2回目で成功し、優勝を決めたデュプランティスは、その後6m29に挑戦。1回目は足を引っかけ失敗したが、手拍子を求めてスタートした2回目は、バーを揺らしながらもクリアした。ガッツポーズで喜びを表現するデュプランティスを2位のE.カラリス(25、ギリシャ)が抱きかかえ、祝福した。
デュプランティスはオリンピックと世界陸上で2連覇中。9月13日に開幕する東京世界陸上へも意欲を見せていて「東京大会で優勝したい。日本の観客の前でまた良い記録を出したい」と話している。
【結果】
5m62 ×○
5m72 -
5m82 ○
5m92 -
6m02 ○
6m11 ×○
6m29 ×○
■アーマンド・デュプランティス(25、スウェーデン)
1999年11月10日生まれ、元棒高跳の選手だった父が作った自宅裏庭の練習場で競技を開始。2015年のU18世界陸上、2018年のU20世界陸上で金メダル。世界陸上は2019年ドーハで銀メダル。その後、2022年オレゴン、2023年ブダペストで連覇。五輪は2021年東京、2024年パリで金メダルを獲得。2024年には大谷翔平やテニスのN.ジョコビッチ、サッカーのレアル・マドリード所属のV.ジュニオールなど錚々たる面々を抑えて、国際スポーツプレス協会(AIPS)が選出するスポーツ界の年間最優秀選手に輝いた。
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