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田中希実の父・健智さん「堂々とした走りでやってのけてくれた」5000mで決勝進出の娘に「すべて出し切って」【世界陸上】

スポーツ
2025-09-18 23:22

女子5000m予選で、日本記録保持者の田中希実(25、New Balance)が14分47秒14の組5着となり、決勝進出を決めた。レース後、父でありコーチも務める健智さんは「堂々とした走りでやってのけてくれた」と喜んだ。


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1500mでは3大会連続の準決勝進出を狙ったが、まさかの予選敗退。それでも気持ちを切り替え、「心のこもった鬼気迫るような練習を5000mの予選まで続けることができた」。レースを終えた田中自身も「父も今回予選落ちしたらもう辞めるって言ってた。でもそれは言ってるだけっていうのがここに来るまでの3日間ですごい伝わってきて。1回1回の練習で握手してくれて、だからもう1回握手したいと思って頑張れました」と話すなど、充実した練習を積み、この日に備えてきた。


レースは序盤から2番手につけるなど、積極的に展開。残り6周ではトップに立ち、先頭集団を率いた。「(ペースを)上げ下げすることによって他の選手の足を奪っていきながら確実に生き残れる。最後は5着になりましたけど、最後の最後まで主導権を握れるような走りをすればおそらく決勝がみえてくる」というプラン通り。終盤は集団を8人に絞ることに成功した。


健智さんは「1500mで負ってしまったような、不安感、自分を過小評価してしまったところ。もう一度『こんなもんじゃない』ということを表現するために『堂々とした走りをするように』と送り出した結果、ちゃんと堂々とした走りでやってのけてくれた」と評価。田中自身もレース後に「自分の走りに集中するっていうことを大事にしていた」と話した。


日本勢では初めてとなる4大会連続での決勝進出。健智さんは「(20日の決勝は)順位ではなく『最後まで走りきって良かった』『この世界陸上を最後まで駆け抜けることができた』って思ってくれたら、それですべてが報われるのかなと思っているので。そこだけが目標」と語った。


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