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レスリング“145連勝中”の藤波朱理が来春レスター入社を発表「このチームならロス五輪でも優勝できる」父・俊一さんも引き続き指導

スポーツ
2025-10-31 05:00

レスリング女子53kg級のパリ五輪金メダリストで、公式戦145連勝中の藤波朱理(21、日本体育大)が30日、都内で記者会見を行い、2026年4月1日付で半導体・電子部品の販売などを手がける、レスターに入社することを発表した。


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会見に出席した藤波は「素晴らしい環境でレスリングを続けさせていただけること、新たな目標を達成するために、多大なるサポートをしていただけるレスターには心より感謝しています」と挨拶した。


レスター入社の決め手は「会長さんが元レスリング選手、レスリング経験者ということが自分の中では大きくて。あとは会場での応援がすごく印象的」と藤波。「レスリングっていう存在を知ってもらって、もっともっと注目される競技になっていく手助けができたら」と普及にも力を入れる。


これまで日体大でコーチを務めていた父・俊一さんも、来春にレスターでレスリング監督・コーチとして就任予定。会見に同席した父・俊一さんは「指導という形は継続していきますが、今までと違うのは専属の技術のコーチ、トレーニングのコーチといったようなチームとして評価をしていく。私はその上に立ってのマネジメントという形になりますので、パリとは違ってくるんじゃないかなと思いますし、本人ももう大人になりますので、自主性も考えも尊重していきたい」と語った。


藤波は「今までレスリングが続けられて、こうした結果が残せているのも、チーム朱理のおかげ。このチームならロス五輪でも優勝できるっていう自信があるので、この環境でロス五輪までは続けていくっていう決意をしました」と、もう一度世界の頂点を目指す。


藤波は21年の世界選手権で日本勢史上5人目となる高校生での世界制覇を成し遂げると、全日本選手権では最後の出場となった2022年まで、3連覇。アジア大会を制するなど数々の国際大会で優勝を重ねてきた。24年パリオリンピック™で五輪初出場を果たすと、女子フリースタイル53キロ級で金メダルを獲得。パリ五輪後には57キロ級へ階級変更を表明した。


24日にセルビア・ノービサードで行われたU23世界選手権大会では、57キロ級で優勝した藤波。階級変更後初の国際大会を4試合全て無失点で制し、当時中学2年生だった2017年9月から続く公式戦連勝記録を145連勝に伸ばした。今後は「57キロ級でのアジア大会優勝、ロサンゼルスオリンピックでの優勝を目標にレスターとともに、挑んでいきたい」と意気込みを語った。
 


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