
■スノーボード ビッグエアW杯第3戦決勝(14日、コロラド州・スチームボート)
【写真を見る】ビッグエアW杯 女子は鬼塚雅が6年ぶりV!男子も荻原大翔が大逆転V、2位に木村葵来 ワンツーで五輪代表も確実に【スノーボード】
スノーボードのビッグエアW杯第3戦が14日(日本時間)にアメリカ・コロラド州で行われ、女子では鬼塚雅(27、ISPS)が約6年ぶりの優勝、男子では荻原大翔(20、TOKIOインカラミ)が今季初優勝を果たした。
決勝は3回滑って、ベストスコアの2回が得点として採用される。18年平昌、22年北京と2大会連続で日本代表の鬼塚は1回目は83.00をマーク、2回目は78.50と得点を伸ばせずに2回を終えたところで3位となった。
逆転をかけた3回目、鬼塚は“キャブ1260(3回転半)ミュートグラブ(前手でつま先側のエッジを掴むトリック)”を成功させて、着地の瞬間に両手を挙げてガッツポーズ、得点も91.00をマークして逆転優勝。鬼塚はビッグエアW杯では2019年12月以来、約6年ぶりの優勝となった。さらに第1戦目で3位、今季2度目の表彰台で自身初となるビッグエア年間優勝も決めた。
男子は日本勢の上位対決となった。23年W杯種目別王者でW杯第2戦で2位と好調の木村葵来(21、ムラサキスポーツ)が2回目でトップに立った。2回目を終えて9位の荻原は3回目に“バックサイド1980(5回転半)テールグラブ”を成功させて、この日最高得点となる94.75をマーク。一気にトップにたった。
木村葵来も3回目に“スイッチバック1980(5回転半)ドランクドライバー”で再逆転を狙ったが、得点ならず。荻原が逃げ切り今季初優勝、木村葵来も2位と日本勢がワンツーフィニッシュを決めた。これで荻原と木村葵来は日本スキー連盟の規定を満たしたため、2人のミラノコルティナ五輪代表は確実になった。
【女子ビッグエア 結果】
優勝:鬼塚雅 174.00
2位:ユ スンウン(韓国)173.25
3位:A.ヒックマン(アメリカ)162.25
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8位:村瀬由徠 115.25
【男子ビッグエア 結果】
優勝:荻原大翔 180.25
2位:木村葵来 179.25
3位:O.マーティン(アメリカ)174.00
4位:木俣椋真 168.00
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7位:木村悠斗 130.00
8位:宮村結斗 108.25
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