
■MLB ドジャースーフィリーズ(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのフィリーズ戦に今季11度目の先発、5回1/3、104球を投げて、被安打4、奪三振10、四死球3、失点0。鬼門の1回を無失点で切り抜けたが、その後は5イニング連続で先頭打者の出塁を許すも無失点。今季初の2桁10個の三振を奪って中継ぎにマウンドを託した。
前回25日のブルワーズ戦では7回1失点で4勝目、「とにかく失投がないように集中して投げられた」と手応えを口にした。フィリーズ戦は今季初先発、昨季はポストシーズン、レギュラーシーズンで1度ずつ対戦したが、2敗とメジャー3年目で白星はない。
現地時間5月31日はD.ロバーツ監督の54歳の誕生日、指揮官に白星をプレゼントしたい山本、鬼門の立ち上がりは1番・K.シュワバー(33)をカウント2-2と追い込むと、内角低めのシンカーはボールの判定、これにキャッチャーのD.ラッシング(25)はすぐにABSチャレンジ(ストライク、ボール自動判定システム)を要求、コースをかすっており見逃しの三振、さらに3番・B.ハーパー (33)もフルカウントから外角低めのカットボールがボールの判定、これにまたもラッシングはすぐにABSチャレンジを要求し、ここでもコースギリギリをかすめており、見逃し三振、山本の抜群の制球で1回を無失点に抑えた。
その裏、先頭の大谷翔平(31)が4試合連続となるライト前ヒットで出塁するが、後続が倒れて無得点、山本は2回、先頭の4番・B.マーシュ (28)に9球粘られて四球、しかし、5番・A.ボーム(29)の打席で1塁走者のマーシュが飛び出し、山本は落ち着いてセカンドに送球してタッチアウト、無死の走者をアウトにすると、ボームはシンカーで空振り三振と相手の拙攻に助けられた。
打線は2回も先頭打者がヒットで出塁すると2死から9番・A.フリーランド(24)がセンターオーバーのタイムリーツーベース、山本に先制点をプレゼントした。
1点をもらった山本、先頭打者に死球を与えて出塁を許すが、2死一塁で1番・シュワバー、カウント1-2と追い込むと、カーブで空振り三振、序盤を無失点で切り抜けた。その裏、2死二塁で5番・K.タッカー(29)が1塁ベースに当たるラッキーなヒットで追加点、好投の山本に2点目を奪った。
4回には先頭打者のヒットを打たれて、3イニング連続で先頭打者の出塁を許すと、2死からもヒットを浴びて、この試合初めて得点圏に走者を許した。それでも6番・B.ストット (28)をレフトフライで無失点、4回までで球数は71球とやや多くなった。
すると4回、先頭の7番・R.ウォード(28)がメジャー初アーチとなる今季1号で追加点、9番・フリーランドも今季3号のソロと4対0とリードを広げた。
勝ち投手の権利がかかる5回、先頭打者にまたも内野安打を打たれて、4イニング連続先頭打者の出塁、さらに1死から9番・クロフォードには右中間へのツーベースで1死二、三塁のピンチ、迎えるは1番・シュワバー、カウント1-2から高め156キロのストレートで空振り三振で今季最多タイの8奪三振、続く2番・ターナーもカウント0-2から外角のシンカーで見逃しの三振、今季最多9奪三振となった。
6対0リードした6回、90球を超えた山本はマウンドへ、先頭のハーパーに四球を許し、5イニング連続先頭打者の出塁も、続くマーシュから見逃し三振を奪い、今季初の2ケタ、10個目の三振を奪ったところで、ロバーツ監督がマウンドへ。山本はここで降板となった。本拠地のスタンドからはベンチに戻るスタンディングオベーションで山本に大きな歓声が送られた。
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