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【甲子園】智弁和歌山が5年ぶり4度目の夏優勝! 健大高崎との激闘制す PL学園に並び歴代5位 県勢9度目制覇は全国単独2位に 8回にスクイズ&暴投で逆転

スポーツ
2026-08-22 12:49

■第108回全国高校野球選手権大会 第15日 決勝 智弁和歌山 4ー3 健大高崎 (22日 甲子園)


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智弁和歌山(和歌山)は健大高崎(群馬)を破り、5年ぶり4度目の優勝を果たした。2回、山下晃平(3年)の適時三塁打、長友悠成(2年)の適時二塁打で2点を先制。1点差で迎えた8回、和気匠太(3年)が石田雄星(3年)に逆転2ランを浴びる。その裏、川原一将(3年)がスクイズを決め追いつくと、相手の暴投で勝ち越し、4ー3で勝利した。敗れた健大高崎は、夏初優勝とはならなかった。


和歌山県勢は9度目の夏制覇となり、神奈川県勢を抜き全国単独2位。4度目の夏優勝はPL学園に並び歴代5位、春夏通算5度目の優勝は東邦、東海大相模と並び歴代7位となった。


智弁和歌山は3年連続29回目の出場。夏は4度目、春夏通算5度目の優勝を狙う。強力打線と複数の投手陣を武器に勝ち上がってきた。2回戦からの登場となり、初戦の社(兵庫)との試合は2ー1とロースコアで勝利したものの、以降は敦賀気比(福井)、仙台育英(宮城)、横浜(神奈川)との強豪対決に打ち勝ってきた。


対する健大高崎は3年連続6回目の出場。ここまで5試合中3試合で「1ー0」というスコアで白星を挙げているように、6投手を起用し防御率は0.20と抜群の安定感を誇る。


智弁和歌山の先発は背番号18右腕・長井心海(2年)。今大会初めて先発のマウンドに挙げる。初戦、準々決勝ではリリーフとして登板し、計5回と2/3を投げ1失点、防御率は1.59。初回、2番・石田雄星(3年)に内野安打を許すが、3つのアウトを全てフライで取り、無失点に抑える立ち上がり。


後攻の智弁和歌山は初回、健大高崎先発・石垣聡志(2年)に対し、2死から井本陽太(2年)の右安と四球で一二塁とチャンスを作るが、後続が倒れる。


2回、1死から7番・川原が右中間へ二塁打を放つと、続く山下も右中間を破る適時三塁打を放ち、先制に成功する。さらに1番・長友も右翼手の頭上を越える適時二塁打を放ち2ー0。


3回、4番・山田凜虎(3年)が三塁手のグラブを弾く左安、続く楠本龍生(3年)も中安を放ち、この回も得点圏に走者を置く。しかし続く打者は打ち取られ、追加点とはならず。


長井は4回、7番・岩井由来に右翼線へ二塁打を浴びる。犠打で1死三塁とされると、9番・狩野蓮義(1年)に一塁線を破る適時二塁打を許し、2ー1。なおも走者を得点圏に背負うが、後続を打ち取り最少失点で切り抜ける。長井は5回まで続投し50球、4被安打、1奪三振、1死球、1失点という内容で降板。


6回からは背番号1右腕・和気が登板。三者凡退に打ち取る。対する健大高崎も代わって背番号10左腕・北田莉玖(2年)が登板。こちらも三者凡退に打ち取られる。


7回、北田から先頭の長友が右安を放ち出塁するが、続く打者は打ち取られ、追加点を挙げることができない。


8回、和気は先頭の9番・狩野に右安を浴びると、内野ゴロが進塁打となり1死二塁と同点のピンチ。2番・石田雄に右翼ポール際へ飛び込む大会第8号逆転2ランを浴び、2ー3とされる。さらに4番・佐藤麻恩(3年)に内野安打、味方の悪送球で二塁に走者を背負い降板。代わった久葉亮太(3年)は後続を断つ。


その裏、先頭打者が死球で出塁すると、続く5番・楠本が中安で続き無死一二塁。代打・松本虎太郎(3年)が投犠打を決め、1死二三塁とチャンスを拡大する。7番・川原がスクイズ(記録は野選)を決め、3ー3の同点に追いつく。代わった石田翔大(3年)に対し打者は空三振も、暴投の間に走者が生還し、4ー3と勝ち越し。


9回は久葉は2死から溝口寛人(3年)に左安を許すも、最後の打者を空振り三振に斬って取り、試合終了。全国3662校、3363チームの頂点に立った。


試合後、智弁和歌山の中谷仁監督は「本当に素晴らしいスポーツマンシップを持った選手たちだったんですけども、ここに至るまで、理事長を初め、学校の先生たち、またコーチ陣、周りの大人も寮もそうです。みんなの力でこの子たちを日本一にしてやるんだと、そういう力にすごく後押しされてるような感じがしまして、智弁ファミリーみんなで勝ち取った優勝じゃないかなと思ってます」と試合を振り返った。


キャプテンの松本は「最後の夏にこうやって優勝できて嬉しい気持ちでいっぱいです」と語り、「本当に県予選から苦しい試合があったんですけど、最後こうやって最高の仲間と最高の舞台で決勝で優勝できて本当に良かったです。ありがとうございました」涙ながらに感謝を口にした。


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