
■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 男子マラソン(26日、名古屋市瑞穂公園陸上競技場発着)
【日程&放送スケジュール&代表選手一覧】アジア大会(愛知・名古屋)は9月19日の開幕を前に競技がスタート ※随時更新
男子マラソンが行われ、2023年世界陸上代表の山下一貴(29、三菱重工業)が、2時間10分49秒で金メダルを獲得。18年ジャカルタ大会の井上大仁以来、8年ぶりにアジア大会の頂点に立った。吉田祐也(29、GMOインターネットグループ)は2時間18分33秒で11位に入った。
名古屋市瑞穂公園陸上競技場を発着点に名城公園までのコースを2周する42.195㎞を走るマラソン。スタート時の気温は22度。19人でスタートしたレースは、5㎞を15分27秒で通過する。中国の豊配友(25)を先頭にその後ろに山下、後方に吉田がつけた。
3人が遅れ16人となった先頭集団。9㎞付近では山下が先頭に立ち、10㎞を31分28秒で通過、吉田も後方で様子を伺う。その直後には2人ともスペシャルドリンクをしっかり手にした。13㎞手前で集団は縦長となり、山下、吉田の2人は中ほどから後方に。15㎞を47分34秒で通過した。
その直後の給水ポイント付近からペースが上がり、集団がばらけ出す。中国の豊配友が先頭に立ち、山下は4番手で食らいつくが、吉田は大きく引き離されてしまう。20㎞を通過した時点で先頭集団は6人に絞られた。
28km手前で、後方から追い上げてきたR.シャンツリ(28)が追いつき一気にトップに立ち、先頭集団は7人に。白い帽子を目深にかぶり、俯き加減で走る山下は先頭に立つと、30㎞を1時間34分39秒で通過した。直後の上り坂で山下が仕掛け力強い走りで抜け出すと、2番手に前回大会銀メダルのハン・イルリョン(26、北朝鮮)、3番手にS.バルワル(28、インド)の3人に絞られた。
33㎞手前で、ハン・イルリョンがペースアップ。インドのバルワルが続き、少し離れて3番手に山下がつけた。山下は35㎞手前で2人に追いつき再び先頭に立つと、ハン・イルリョンが遅れ、優勝争いは山下とインドのバルワルに絞られる。沿道からの声援を背に受けて山下が抜け出すと、バルワルとの差が広がる。39㎞付近で山下は苦しそうな表情を見せたが、力強い走りでトップを独走、見事に1位でゴールテープを切り金メダルに輝いた。
レース後、インタビューに応じた山下は「ホッとしてます」と、まず一言。「先輩方がメダルを取ってきているので、周りからの期待も大きかったので、金メダルを取ることができて心底ホッとしています」と正直な心境を口にした。そして「今回は金メダル、優勝を目指していたので、すごくプレッシャーがきつかったので、解放されてめちゃくちゃうれしいです」と、笑顔を見せ、「(沿道からの)日本の声援が多くて多くて、とても力になりました」と、声援にも感謝を述べた。
【男子マラソン 結果】
金)山下一貴 2時間10分49秒
銀)S.バルワル 2時間11分37秒
銅)豊配友 2時間12分13秒
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11位 吉田祐也 2時間18分33秒
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