
■アジア大会サッカー男子 準決勝 日本 1ー1 ( PK 9-8)ウズベキスタン(30日、大阪・長居陸上競技場)
準決勝で21歳以下のサッカー男子日本代表は、21歳以下のウズベキスタン代表にPK戦の末勝利し、決勝進出を決めた。前半8分に先制された日本は、後半43分に石橋瀬凪(20)のヘディングシュートで同点に追いついた。延長戦でも決着がつかず、PK戦を制した日本が、16年ぶりの金メダル獲得に王手をかけた。10月3日の決勝で、3連覇中の韓国と対戦する。
日本の先発メンバーはGKにピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(20)。DFに小杉啓太(20)、土屋櫂大(20)、永野修都(20)、森壮一朗(19)。MFに石渡ネルソン(21)、保田堅心(21)、石井久継(21)の3人が入り、FWに道脇豊(20)、古谷柊介(21)、石橋瀬凪(20)と、準々決勝の北朝鮮戦からメンバー11人全員を入れ替えた。
ここまで4戦全勝同士の対決となった準決勝。前半6分、ウズベキスタンのカウンター攻撃を受け、左サイドからのクロスをDFがクリアミス。そこに強烈なシュートを浴びるが、GKピサノが正面でキャッチ。その2分後、またも相手に速攻を許し、左サイドからのクロスにペナルティーエリア内でフリーの選手に落ち着いてシュートされ、1点を先制された。
その後もワンタッチからの速攻やセットプレーなどでウズベキスタンにゴールを脅かされる日本。しかし42分、敵陣左サイドで小杉がゴール前にクロスをあげるが合わず。その直後にも保田が相手パスを奪いシュートを放つなど攻めの姿勢を見せたが、ゴールは奪えず日本の1点ビハインドで前半を終えた。
後半開始早々、古谷に代わって入った横山夢樹(20)が左サイドを切り裂き、ゴール前にクロスを入れるなどチャンスを作る。15分には横山がペナルティーエリア内から強烈なシュートを放つが、相手GKに右手一本でセーブされる。さらに横山が右サイドからクロスを入れると、道脇がヘディングシュートと、徐々に攻撃にリズムが出てくる日本。
途中から入った大関友翔(21)のクロスに嶋本悠大(19)が頭で合わせるなど、完全に試合の主導権を握った日本。再三に渡って、ウズベキスタンゴールを脅かす。途中出場の梅木怜(21)やンワディケ ウチェブライアン世雄(21)も波状攻撃を見せるが、得点を奪えない。迎えた43分、左サイドの小杉がクロスを放り込むと石橋瀬凪(20)が頭で合わせてゴールネットを揺らし、土壇場で1-1の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。
延長前半、大関が右サイドを一人で突破し、シュートを放つがポストに当たる。跳ね返ったボールを横山がトラップからシュートを打つが、バーの上。さらに右サイド、梅木からのクロスを走りこんだ嶋本がボレーで合わせるが、GKに弾かれる。圧倒的な攻撃を見せる日本だが、得点は奪えず1-1のまま延長後半に入った。
延長後半4分、ウズベキスタンに右サイドを突破されシュートを打たれるが、枠の外。相手の猛攻にも日本のDF陣が体を張ってゴールを死守する。終了間際には小杉が左サイドからクロスを入れ、途中出場の中島洋太朗(20)がヘディングシュートを放つなど死闘が続いたが、1-1のまま決着つかず、PK戦に突入した。
日本は先攻。一人目の中島、2人目の大関も成功すると、ウズベキスタンは2人目が失敗。3人目は石渡は落ち着いてゴール右上に決める。4人目、ンワディケ ウチェブライアン世雄のシュートはバーの上に外れてしまう。5人目から10人目まで成功した日本。ウズベキスタンの10人目のシュートはバーを大きく越え、ここで日本の勝利が決まった。
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